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UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つけるためのカルチャーマガジンです。
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Hello everyone. ロンドンのヒースロー空港でトランジット待ちです。 ヒースロー空港は、セキュリティが世界でもかなり厳しい空港の一つで、ドローン用のバッテリーを持ち込むので、毎回スタッフも検査を受けますが、乗り切っています! |
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国際テニストーナメント「BLUE SIX OPEN」 特別観戦ツアーの参加者を募集中! |
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6月29日から7月12日まで開催される国際テニストーナメント「BLUE SIX OPEN」。 この大会をもっと楽しめる、少人数限定の特別観戦ツアーを開催します!! 試合観戦に加えて、 選手たちのウォーミングアップ見学、 大会運営の舞台裏ツアー、 試合の見どころ解説 など、 普段はなかなか体験できない特別なプログラムをご用意しています。 テニス観戦が初めての方でも楽しめる内容なので、「テニスは詳しくないけれど、ちょっと気になる」 そんな方にもおすすめです。 さらに、BLUE SIX COFFEEのコーヒーや 大会オリジナルTシャツなどの特典付き。 少し特別な週末を過ごしたい方、 有明で、未来のトッププレーヤーたちの熱い戦いを体感してみませんか? |
| 特別観戦ツアー応募締切:6月20日(土) |
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| アマゾンフォレストへ |
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今回のチームは、僕を含めて4人。 もう1人のカメラマンと、ドローンパイロット、音声さん。 最小の精鋭チームで、アマゾンの大自然、動物、昆虫、植物を撮りに行く。 ここで撮るものは、最終的に写真集、本、写真展、そして30分弱の映像になる。 もうすぐ公開されるUNCOLOREDのサイトにも載せる予定だ。 レンズは14mmから400mmまで8本。 カメラ本体は1人2台ずつ、合計4台。 ドローンは3台。 僕は主に、35mm〜50mm、70〜200mmを担当する。 カメラマンには、それぞれ得意な距離がある。 同じ景色を見ていても、どの距離で切り取るかで、まったく違うものになる。 今回の舞台は、ブラジル・マナウスから奥地へ向かう水上の旅だ。 アマゾンは「世界の肺」と呼ばれ、9カ国にまたがる広大なジャングルには、数千種類の植物や昆虫、動物たちが自然のエコシステムを作り出している。 この環境は、森という不思議な構造でできている。 その中では決して彼らは戦わない。 多様性で被害を分散し、再生力で時間を味方につける。 外敵を排除するのではなく、循環の中に取り込み、何かが壊れても全体は倒れない仕組みを、作っている。 |
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ロンドンで6時間のトランジットを終え、サンパウロへ。 さらに移動を重ね、日本から約40時間の長旅を経て、ようやくマナウスに着いた。 そして、その足でINPAに向かった。 INPAは、ブラジル国立アマゾン研究所。 アマゾンの自然、生態系、先住民の暮らしまでを長年研究してきた中核的な研究機関だ。 昔は研究者だけの閉じた世界だったが、今は年間十数万人規模の人が訪れる開かれた場所になっている。 |
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そこで、ロバート博士にアマゾンフォレストの環境について話を聞いた。 面白かったのは、研究者の中だけで閉じていた知識を、外に開いたことだ。 バイオテクノロジーを使った植物の安定的な育て方、絶滅危惧種の保護や繁殖、気候変動のリサーチ、そしてネイティブコミュニティの保護と発展。 それ自体は、普通に考えれば良いことだ。 でも現実は、そんなに単純ではないらしい。 研究成果を、ネイティブの人たちを守るために共有する。 すると、自然を守る知恵がつくだけではなく、どこに価値があるのか、どこに資源があるのか、何がビジネスになるのか、そういうことも分かってしまう。 結果として、森の伐採や農地化、鉱物採掘のきっかけにもなっているという。 これはかなり現代的な話だと思った。 |
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知識を広げれば、世界は良くなる。 教育すれば、みんな地球を守る側に回る。 そういう単純な話ではない。 価値を伝えると、別の欲望も動き出し、新たな問題を生むこともある。 その副作用を、研究の最前線で見ている人の話を聞けたのは大きかった。 ジャングルに入る前に、いま起こっている大きなイシューを押さえておくことは、やはり大切だと思う。 そして、楽しみにしているのは動物たちだ。 川辺で撮れそうなのは、ピンクイルカ、マナティ、カピバラ、カワウソ、ピラニア、ピラルクー、カメ、カイマン、ワニ、ナマケモノ。 見られたらかなり嬉しいのは、アナコンダ。 そして、ピンクイルカは、今回の旅で一緒に泳ぎたいと願っている。 |
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夜のジャングルはまた別の顔になる。 ボートのライトに浮かぶカイマンの赤い目。 音だけで存在を知らせてくる闇。 写真としてはかなり難しい時間帯だろう。 それでも、ボートに戻れば、灯りに集まるガやカブトムシ、大きなクモたちが、もうひとつのアマゾンを見せてくれるはずだ。 僕の中では、昆虫もキノコも主役だ。 翅の模様や質感、脚の細さや光り方。 森の縁で一瞬だけ青く光るモルフォチョウ。 あの青をちゃんと撮れるかどうかは、運と技術と、少しの執念次第だと思う。 一次情報を集める旅、スタートです! |
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| Festival Photo Martagny |
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今年の夏、フランス・ノルマンディーで開かれる Festival Photo Martagny に、「LION NIGHT」が選出され、展示されることになった。 Martagny(マルタニー)は、パリから車で1時間半ほどの場所にある。 会場となるのは、村の中心を含む約5ヘクタールのエリア。 このフェスの面白さは、村全体を写真の場に変えてしまう力にある。 道、庭、石造りの家の壁、納屋、小径。 そこに180〜200点もの大判プリントが現れ、ギャラリーではなく、光や風や雨の中で写真が立ち上がる。 このフェスは、2018年に写真家 Laurent Lucas(ローラン・リュカ) が立ち上げ、今年で9回目。 主催は Visions d’Ailleurs(ヴィジオン・ダイユール)という非営利団体。フェスは地域や文化機関の支援を受けながら成長してきた。 数年で来場者は年間8,000人を超え、今ではノルマンディーを代表する現代写真イベントの一つになっている。 しかも、このフェスは公募展ではない。 毎年、ディレクターやキュレーターが世界中の写真家をリサーチし、その年、この場所で見せたい視点で作家を選ぶ。 2026年は、わずか11の展示。 世界中から、その11本に絞られているということだ。 そこには、写真界を代表する Jean Gaumy(ジャン・ゴーミー)、David Těšínský(ダヴィド・チェシーンスキー)、Francesca Piqueras(フランチェスカ・ピケラス) たちの名前が並び、その中に自分の名前も入った。 これはやはり嬉しい! 僕がこのフェスをすごいと思うのは、 “本気の写真” と “普通の生活” が同じ場所で成立していることだ。 訪れるのは、写真の専門家やコレクターだけではない。 地元の家族、犬の散歩をする人、たまたま通りかかった観光客もいる。 写真が、写真の外側にいる人たちとも自然にすれ違う。 そこに、このフェスの豊かさがある。 今回の話がつながった背景には、昨年のルーヴル美術館内での写真展がある。 その展示を手伝ってくれた友人の写真家が Martagny のキュレーターに伝えてくれた。 そこからキュレーターがルーヴルを見に来て、話が進んだ。 ここが、僕にはとても嬉しい。 ある場所で作品を見た誰かが、別の文脈、別の場所へとつないでくれる。 その流れの中で、ルーヴルと Martagny の両方にライオンたちが立つことになった。 そのこと自体が、今回いちばん意味のあることかもしれない。 アマゾンでのロケが始まる頃、遠く離れたフランスでは、夜のライオンたちがノルマンディーの空気の中に立っている。 ジャングルの湿った熱気と、フランスのひんやりした夜風。 まったく違う二つの場所だけれど、今年の夏はその二つが同時に進んでいく。 面白い時間になりそうだ。 |
| Festival Photo Martagny公式サイト |
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| 補給とは、先回りすること |
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6月のテーマは「補給」。 前回は、暑い日の試合で、選手にアミノ酸を入れた話を書いた。 お腹を満たすためではなく、次のプレーを支えるための補給。今回は、その続きです。 先日、選手たちに聞いてみた。 「試合中って、お腹空く?」 返ってきた答えは、 「あんまり空かないです」 だった。 たしかにそうだと思う。 試合中は、相手のことを考えている。 ポイントの流れを読んでいる。 暑さとも戦っている。 食欲どころではない。 しかし、その間にも、身体の中ではエネルギーが失われていく。 走る。 止まる。 切り返す。 打つ。 そのたびにエネルギーを使い、汗をかけば水分もミネラルも抜けていく。 それでも、空腹はあまり感じない。 ここが面白い。 身体は消耗しているのに、本人はまだそれを強く感じていない。 実際には、 お腹が空いたかどうかより、 このあとどれくらい動くのか が重要になる。 テニスは、試合時間が読めない。 1時間で終わることもあれば、3時間を超えることもある。 しかも夏は、そこに暑さが加わる。 だから選手たちは、 お腹が空いたから食べるのではなく、 足りなくなる前に入れる。 |
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これは、テニスだけの話ではない。 喉が渇いた時。 疲れを感じた時。 その時には、すでに少し遅れているサインである。 人は、自分の身体の中で起こっている変化に気づくのは、とても難しい。 だから選手たちは、 自分の感覚だけに頼るのではなく、 日々の練習や試合を通して、身体の変化に少しずつ敏感になり、サインを見逃さないように伝えている。 補給とは、足りなくなったものを戻す作業ではなく、 このあと失われるものを見越して、先に入れておく意識を持つことだ。 試合でも、仕事でも、海外遠征でも、 動ける身体を作っていこう。 |
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オーナー安達に聞いてみたいことを大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きなことを質問してください! info@un-colored.com |
先日はLAのお土産のチョコレートをお送りいただき、ありがとうございました。
実は昨年、40歳を迎えたタイミングで「何か新しいことを始めたい」と思い、中国語の勉強を始めました。 そこから頻繁に中国へ通ったり、中国に関する本を読んだりするうちに、雲南省のシャングリラという場所に強く惹かれるようになりました。 そして先日、カメラといただいたチョコレートを持って、実際にシャングリラへ行ってきました。 標高3,000mを超える高地に広がる景色や街の空気感はもちろん素晴らしかったのですが、それ以上に驚いたのが雲南省のコーヒーでした。 中国のコーヒーというと正直あまりイメージがなかったのですが、現地で飲んだ雲南のスペシャルティコーヒーは本当に美味しく、そしてそのコーヒーとチョコレートの組み合わせが最高だったのは言うまでもありません。 あまりに印象的だったので、急遽今月も再び雲南省へ向かうことにしました。今回はさらに南下して、普洱や保山方面のコーヒー農園まで足を運んでみようと思っています。 安達さんは以前、LAのローカルカルチャーやコーヒーショップについても書かれていましたが、中国のコーヒー豆やコーヒーカルチャーの未来についてはどのように考えておられますか? もし何か感じておられることがあれば、ぜひお聞きしてみたいです。
素敵なお話をありがとうございます。
そして、LAのクラフトチョコレート当選されたのですね! 40歳をきっかけに中国語を始めて、実際にシャングリラまで行かれた、そういう流れ自体が、とても良いなと思いました。 しかも、チョコレートを持って旅してくださったとは嬉しいです。 雲南のコーヒーについてですが、僕もかなり面白い動きが始まっていると感じています。 まず山側では、いわゆる天空農園(Sky Farm)のようなプロジェクトが、中国のコーヒーのイメージを塗り替えています。 農薬不使用や、化学肥料と有機肥料を組み合わせた栽培、シェードツリーを使った環境づくりなど、かなり丁寧に農園設計をしていて、これまでの「雲南=安いブレンド用」という印象とはまったく違うロットが出てきています。 標高の高さも活かしながら、“少量高品質”に振っているところに、今の中国らしい新しい動きを感じます。 もう一つ面白いのは、発酵プロセスです。 雲南には、お茶、とくにプーアル茶の発酵文化がありますよね。 その知見がコーヒーにも入ってきていて、ダブルファーメンテーションやアナエロビックなど、発酵段階をコントロールしながら、フルーティさやリキュールのような香りを引き出す試みが増えている。 単なる変わり種ではなく、テロワールと発酵がきれいにつながっているロットは、本当に面白いと思います。 「お茶の国が、自分たちなりの発酵コーヒーを模索している」という見方もできるのではないでしょうか。 そして街側に目を向けると、上海のストリートコーヒー文化も独特です。 カフェの数が多いだけでなく、市場の一角のスタンドや、テイクアウト前提の小さなショップが、街のリズムに自然に溶け込んでいる。 そこで出てくるドリンクも、欧米のコピーではなく、中国茶とエスプレッソを掛け合わせたものや、漢方・デザート文化と混ざったような「お茶×コーヒー」の世界になっていて、これもすごく中国らしい再解釈だと思います。 つまり、 山側では、天空農園のようなオーガニック寄りの少量高品質と発酵プロセス。 街側では、上海のストリートと“お茶×コーヒー”のミックス。 この両方が同時に進んでいるのが、中国のコーヒーの面白さなのかなと思います。 まだこれから伸びていく余地も大きいですし、雲南の農園や上海の街の動きがどうつながっていくのか、楽しみですね。
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質問コーナー、いつも楽しく読んでいます^^
今年40歳になります。中3と高1の息子を持つシングルマザーです。 専門職として働いていて、気づけば20年。独立してから丸7年が経ちました。 あっという間の年月でした。 本業のほかにも違う分野の仕事を少しずつしていますが、20年続けてきた本業は、最近少しずつ自分の中で変化してきていて、 「自分がやれる仕事」「生活するための仕事」 という感じになってきています。 ひとり親でもありますし、現実的に稼がなくてはいけないというプレッシャーは常にあります。 そのプレッシャーがあったからこそ頑張れたこともたくさんありました。 新しい技術や知識は取り入れているものの、どこか飽和状態でもあり、昔のような情熱を持つことが少しずつ薄れていることに寂しさも感じています。 仕事は生活の一部であり、人生の多くの時間を使うものですよね。 子どもたちも数年後には旅立っていくでしょうし、その先に「自分は何をしたいのか」と考えた時に、立ち止まってしまいそうです。 安達さんは、「仕事」にどんなモチベーションで向き合っていますか? 最近、心がときめく仕事があれば教えてください。
シングルマザーで2人の子育て、それは貴重な経験ですね。
何度もできることではないですし、ご家族だけの思い出がたくさんあることでしょう。 仕事と生活、家族と自分の将来。 わあ、今回は大きなテーマですね。 僕は、モチベーションについてはあまり考えたことがありません。 人がやっていないことをやっていきたいと思っているので、その時間は、楽しい時間を過ごしているなと思うこともあります。 しかし、その反面、面倒なことも多いですし、人に裏切られたり、思うように進まないこともあります。 何が楽しいのか、何のためにやっているのか分からなくなって、自暴自棄になることもあります。 だからかもしれませんが、僕は少しだけ、ふざけるように仕事をしています。 うまくいかないことを悲観的に見ると、一つ一つが重たくなってしまうので、 ちょっとおふざけしている感じで、でも真剣にやっています。 それと、自分でコントロールできないことは、なるべくやらないようにしています。 例えばこの2年間で、 メルマガ、雑誌、映画、動画、写真集、写真展、スポーツチーム、新店舗、イベント、ブランドなど、いろいろなものを作ってきましたが、 全部、自分たちでコントロールできることです。 自分でコントロールできないことを、無理にコントロールしようとすると、 大きなストレスがかかるし、モチベーションが揺れる原因になるのだと思います。 天気、人、取引先、売上、顧客、行政。 こういうものは、こちらではコントロールできません。 その間でイライラするよりも、 自分にできることを、後回しにせず片づけていく。 その習慣が、結果的に楽しく仕事をするコツなのかもしれません。 最後に、今ときめいているのは、ジャングルの中で見たことのないキノコを発見することです。 それを見つけたら、自然のままの美しさをカメラに収めて、お見せしますね。
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動物たちの楽園です。 アフリカにいる野生動物とは違い、水辺に生息する動植物や昆虫、爬虫類がアマゾンではたくさん見ることができます。 特別な週末になりそうです。 Have a good weekend!! |
| 続きの写真や、日々のことはInstagramにて。 |
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