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UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つけるためのカルチャーマガジンです。
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Hello everyone. 年に一度の大型イベントが終わり、ホッとしていますが、来月末からはテニスの国際大会BLUE SIX OPENが有明で始まり、その前にアマゾンに行きます。 今年の前半戦も、もうちょっとです! |
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| イベントの裏側 |
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UNCOLORED FES Vol.2 が終わった。 1万人以上が来場する、大きなイベントだった。 会場に人が入り、パンが売れ、動物たちが人気を集め、映画や音楽が流れ、全体としては賑わって見える。 でも、その裏側では、いつものように無数の問題が起きていた。 前日の会場チェックでは、動物エリアの造作がイメージよりも小さいことに気づいた。急遽大きくしなければならない。夜中の作業になった。 |
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そして、全体を俯瞰して見ると、どうも違和感があった。 その正体は、パースの段階では分からなかった。 昨年よりテントの数が増え、デザインされていない屋根の部分が目立って、世界観を壊していたのだ。 その場で改善案を考えなければ、もう間に合わない。 時間もないし、やれることも限られている。 そこでひねり出したのが、 白いテントの屋根にロゴをつける という方法だった。 (ロゴがしっかり作られているから、可能な技だ!) 翌朝までに、カッティングシートで大型のロゴを作り、朝一番で貼り込んだ。 かなりギリギリだったけれど、結果として空間はだいぶ整った。 スタッフ頑張った! |
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ホールでは映画上映があった。 ところが当日になって、データに不備があることが分かった。 上映会の1時間前だ。 普通ならかなり焦る。 でも、偶然にも他のイベントで使ったデータがスタッフのPCに残っていて、1回目の上映にはなんとか間に合った。 4K版ではなかったけれど、あの場を乗り切れたのは、完全にスタッフの機転のおかげだった。 Wi-Fiがつながらず決済端末が動かない。 商品が予定通りに届かない。 動物たちの機嫌で、思わぬハプニングが起きる。 物がない。 使えない。 届かない。 人がいない。 数えれば、問題は千個くらいあったと思う。 しかしその一方で、舞台の上で学生たちが堂々と大きな声を出し、動物と接する姿を見て、嬉しくなった。 日頃からしっかり取り組んでいなければ、ああはできない。 その積み重ねがちゃんと見えたことが、何より嬉しかった。 |
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日に日に売上は伸び、動員も増え、会場の空気も育っていった。 映画上映は6回行ったが、スタッフは毎回ギリギリまでリマインドメールを送り続け、少しでも多くの人に作品を届けようとしていた。 ここであらためて思った。 パンも、スイーツも、チョコレートも、コーヒーも、ドリンクも、動物たちのトレーニングも、映画も、音楽イベントも。 作るだけでは足りない。 自分たちで、ちゃんと届けるところまでやって、はじめて意味がある。 僕は、それを Makers と呼んでいる。 作る人であり、届ける人でもあること。 そこまでやって、やっと一つの体験になる。 今回のFESは、まさにその連続だった。 みんなが Makers になったイベントだった。ありがとう! |
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Season 3|Episode 29 仕事のポイント |
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Tate 「仕事にはポイントがあって、そこを外したら仕事にならないんだ。」 Luna 「どういうこと?」 Tate 「例えば、Fesみたいな大型イベントで上映会をやったならば、その集客がそう。 殆どの人は、イベントの進行とか、中身がうまくいくかを心配してるんだけど、そこじゃないんだよ。」 Luna 「上映会なら、どこがポイントなの?」 Tate 「まずは集客だよね。 どれだけ中身を整えても、来なかったら届かないから。」 Luna 「でもみんな、進行とか中身の方を気にしがちだよね。」 |
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Tate 「そう。 そっちは手を動かせるからね。 進行表を作るとか、現場を整えるとか。 でも、本当に大事なポイントは、考えないと見えないことが多い。」 Luna 「みんな、手を動かせる方に行きやすいってことか。」 Tate 「そう。 ポイントを外したまま仕事をしても、忙しくて大変だけど、結果は出ないってなる。」 Luna 「すぐ答えが出る仕事とは、少し違うんだね。」 Tate 「そう。 本当に大切な仕事って、すぐに答えが出ない仕事なんだ。だから考える時間がいるし、材料もいる。」 Luna 「でも多くの人は、そこを先にやらない。」 Tate 「うん。 そこは一回置いて、先にやれる仕事をたくさんやるんだよね。」 Luna 「その方が、動いてる感じは出るから。」 Tate 「でもさ、その仕事を本当にやってほしいって、上司が思ってるのかは考えた方が良いよね。」 Luna 「自分がやりやすいからやってるだけかもしれないし、これが大切だと疑ってないのかもしれない。」 Tate 「そう。 自分の中では大事な仕事になってるんだけど、ほんとにポイントはそこなのか、は見た方がいいんだよね。」 |
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Luna 「やりやすい仕事と、求められている仕事は違うことがある。」 Tate 「あとね、大切な仕事をしてる人って、その大切さを自分で分かってるんだよね。」 Luna 「どういう感じなの?」 Tate 「わざわざ会議を開くとかじゃなくて、すれ違った時とか、立ち話で自然に伝えてくるんだよ。」 Luna 「そのくらいのやり取りなんだ。」 Tate 「うん。 こっちもその大切さが分かってるから、アイコンタクトみたいな感じで息が合ってくる。」 Luna 「だから修正も早い。」 Tate 「そう。 その時点で直せるから、大怪我になる前に修正できる。これが、仕事のポイント」 |
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| 話のコツ |
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今回のイベントでは、毎回舞台に立って挨拶をした。 その時、スタッフから 「安達さん、よく舞台の上で話せますね。慣れているからですか? 緊張しないんですか?」 と聞かれた。 たしかに、慣れているのもあると思う。 得意とまでは言わないけれど、そんなに困らない。 やりながら気づいたことがある。 たぶん、スピーチのコツは 本当のことを話すこと なんだと思う。 映画の話なら、僕が実際に撮影に行って、そこで感じたこと、会った人、起こったことを話しているだけだ。 ロケから帰ってきて、子どもたちに話しているのとあまり変わらない。 それなら、緊張しなくていい。 上手く伝えようとしすぎなくていい。 今回は6回登壇したので、毎回少しずつ話を変えてみた。 撮影期間が2年間もあったから、思い出せることはいくらでもある。 あの時こうだった、あの人がこう言っていた、そういうことを少しずつ入れていく。 本当のことをそのまま話す。 これは、かなり良い方法だと思う。 ところで、一度だけ常田さんとの音楽イベントがあった。 これは少し緊張した。 初めての形だったし、そこまでお互いに気心が知れているわけでもない。 しかもトークの前に、めちゃくちゃ格好いいヴァイオリンとピアノの演奏を聴いてしまった。 あれは、余計に緊張する。 なんとかやれたとは思うけれど、映画の話の方が自分には自然だった気がする。 ここから分かるのは、 緊張する人と、しない人がいるわけじゃない ということだ。 同じ人でも、同じ舞台でも、 状況が変われば緊張はする。 でも、本当のことを話している時は、 少し楽になる。 これは、結構面白い実験結果だと思う。 |
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| 体温は、結果でしかない |
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前回は、数字と感覚、その両方を見ながら、選手のコンディションを判断している話を書いた。 今回は、その続きを書きたい。 B6TCでは、テニスの練習中やトレーニング中に心拍数を測ることがある。 どれくらい上がって、どれくらいで戻るのかを見るためだ。 ただ、小林トレーナーは数字だけを見ているわけではない。 「体温って、結果なんですよね」 この言葉が、現場の考え方をよく表している。 同じ練習でも、すぐ回復する日もあれば、引きずる日もある。 動ける日もあれば、身体が重い日もある。 その違いは一つではない。 いろんな要素が重なって、最後に体温や心拍として出てくる。 |
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このチームでやっているのは、 身体を強くすることと、怪我を防ぐことを同時にやること。 強くするには、負荷をかけるしかない。 でも、かけすぎれば壊れる。 逆に、守ろうとすると止める判断が増える。 でも止めすぎると、身体は強くならない。 どっちも正しい。 でも同時にやるのは難しい。 今日は押す日なのか。 それとも止める日なのか。 体温を見る。 心拍を見る。 動きを見る。 会話をする。 全部を使って決める。 ただ、最終的にやってほしいことは別にある。 自分で判断できるようになること。 自分の身体に敏感になっていくこと。 今日は押せるのか。 今日はやめるべきなのか。 それを、自分で感じ取れるようになること。 コーチやトレーナーが守るわけではない。 見守って、助言はする。 でも、手を出しすぎてはいけない。 なぜなら、選手は一人で世界を回る時があるからだ。 いつもコーチやトレーナーがいるわけではない。 そして、コートに立てば、当然一人だ。 だから、最後は自分で決めるしかない。 体温は、そのためのヒントの一つにすぎない。 強くすることと、守ること。 その間で判断し続けること。 そして、最終的にはそれを自分でできるようになるように、指導していきたい。 |
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オーナー安達に聞いてみたいことを大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きなことを質問してください! info@un-colored.com |
いつもメルマガを楽しみに読ませていただいています。
以前のメルマガで、 お子さまがプロテニス選手を目指されていて、安達さんご自身もテニスの練習に付き合っていた、というお話があり、その内容がずっと心に残っています。 そこで、ぜひお聞きしたいことがあります。 安達さんは、経営やクリエイティブのお仕事で大変お忙しかったと思うのですが、どのようにしてお子さまとの時間、特にテニスに向き合う時間を捻出されていたのでしょうか。 私自身も小学生の子どもを育てていますが、仕事の忙しさを言い訳にして、子どもとの時間を後回しにしてしまうことがあります。 「今は仕方ない」と思いながらも、後になって後悔するのではないか、という不安があります。 安達さんが、子育てと仕事の両立の中で、後悔しないために心がけていたことや、大切にされていた考え方があれば、ぜひお聞きしたいです。 これからも毎週のメルマガを楽しみにしています。
時間管理ですね。
めちゃくちゃ重要です。 一番大切だと言っても過言ではないかもしれません。 僕が20年前からやっているのは、「時間割」です。 小学生の頃に与えられた時間割を、大人になって自分で作っている感覚です。 それと同時に、長期のスケジュールも立てています。 ほとんどの人は、目の前だけを見ています。 今日やったこと、この前起こったこと、明日の予定で動いています。 少し先を見ていても、2〜3ヶ月先くらいではないでしょうか? 僕は、7〜10年先を見通しながら、具体的には、1.5年のスケジュールを立て、 例えば、2026年6月にアマゾンロケ、10月に写真展、2027年4月にはアジアロケ、5月にFES。 大きな予定は決まっています。 その上で「今週」を時間割で動いています。 その時間割の中に、 18時〜21時、子どもとテニス と、最初から入れていました。 仕事が残っている時は、夜23時〜25時で仕上げて、朝5時半〜6時に起きる。 このスケジュールを、20年くらい続けています。 だから、子どもとの時間も、 「空いたら取る」のではなく、 先に入れてしまうことが大事なんだと思います。 結果として、仕事のやり方も、すごく鍛えられた気がします。
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毎週楽しみに読んでいます!
特に旅のコラムはいつもワクワクしながら読んでおります。 【Vol.77】のメールマガジンの内容で、アマゾンへ取材に行かれることを知り、どんなバックパックを身につけ、どんなカメラとレンズを厳選して、持っていかれるのだろうかと気になりました。 私も海外に行き、写真と映像を撮るのが好きなのですが、旅中のバックパックの重さが負担になったり、便利だと思って持っていったズームレンズを結局使わなかったり、毎回試行錯誤しています。 特にアマゾンは、過酷な自然環境だと想像できます。持ち物を守るバックパックや、仕事道具である撮影機材は、より慎重に選ぶ必要があると思ったので、どんなものを持っていくのか、また旅の持ち物を選ぶ際に大切にしている点を、教えていただけると嬉しいです。
旅への質問、ありがとうございます。
ロケ成功の7〜8割は、準備で決まると思っています。 バックパックはオリジナルです。 友人がバッグを作っているので、カメラマン仕様のものを作ってもらい、ここ10年くらいはそのバッグを使っています。 レンズやカメラは行き先によってガラッと変わりますが、スチールと動画の両方を撮るので、SONY α1を使っています。 アマゾンのような環境だと、レンズ交換の回数そのものがリスクになるので、基本はレンズを付けっぱなしにして、カメラを1人2台〜3台体制、カメラマン3名でレンズは8〜9本くらいを持っていきます。 機動力と故障リスクを天秤にかけると、その方が結果的に強いんです。 LAではHasselblad X2Dも使ってみました。 1TBの内蔵SSDを備えた1億画素の中判ミラーレスで、 「一枚をしっかり撮る」には本当に素晴らしいカメラでした。 ただ、アマゾンのような湿度・移動・機動力が求められるロケには向きません。 厳しい条件での移動が多く、ジャングルを歩きながら撮影するので、 とにかく荷物は最小限・最軽量・最短動線が大事です。 無駄なものは削ぎ落とす。 「便利そう」で持っていく物ほど、結局使わないことが多いので、毎回一つずつ見直して、究極の装備を目指しています。 ブラジルアマゾンに、30Lのバックパックと手荷物バッグで行って来ます!
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めっちゃカッコ良かったな、常田さん。 生で聴く、ヴァイオリンとピアノは、生き物みたいに動いていて、スクリーンの中のライオンが生き生きしていました。 またやりたいなーーー、Live 最高✨✨ 皆さん、イベントの動画が完成したらお見せしますね! Have a good weekend!! |
| 続きの写真や、日々のことはInstagramにて。 |
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