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UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。
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Hello Everyone. アイスランドで氷河の洞窟に入り、京都で舞妓さんに会い、映画を上映していたら、すっかり秋になっていました。 一年も後半に差し掛かりましたね、体調を整えて行きましょう! |
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10th anniversary POPUP in 京都 イベント動画、公開中 |
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green bean to bar CHOCOLATEの10周年を記念し、京都で行った特別イベント。 これまでの歩みを振り返る展示、映画の試写会、舞妓さんとの撮影会。多くのお客様にご来場いただき、大盛況のうちに幕を閉じました! 沢山の笑顔と拍手に包まれた、温かなひとときとなりました。 イベントの様子をまとめた動画を、ただいまInstagramで公開中です。 京都の熱気と感動を、ぜひ一緒に感じてください。 |
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green bean to bar CHOCOLATE 10周年記念 京都POPUP & 映画特別上映会 |
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3日間限定で行われた『The Taste of Nature Ⅱ』特別上映会は、すべて満席。 本当に嬉しかったし、正直ホッとした。 上映後、感動して涙ぐむ人もいて、たくさんの方から前向きなメッセージをいただいた。 映画が出来たというよりも、“届いた”という実感が、何よりも力になった。 実はこの映画、制作の途中でいろいろなことが起きた。 予定していた体制が変わり、突然、僕が監督をやることになった。 もともとは出演する側だったのに、後半で方向転換。 映画なんて撮ったこともなければ、編集の仕方も分からない。 それでも、どうにか形にしようとチームで手探りを続けた。 何度も失敗して、悩んで、それでも少しずつ完成に近づいていった。 |
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『The Taste of Nature Ⅱ 幻のカカオを探して』 100年前、突然姿を消した一つのカカオの遺伝子。 それが、ペルーの地図にも載らない山奥で再び発見された。 そのカカオにまつわる人間ドラマを追いかけた作品だ。 12月6日に、配信サービスにて全世界へ公開する。 ようやく世界中の人に観てもらえる日が来た。 |
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そして、green bean to bar CHOCOLATEは今年10周年を迎える。 思えば15年前、チョコレートがどうやって作られているのかを学ぶことから始まった。 カカオはどこで育ち、どんな人が作り、どうやって味が決まるのか。 その答えを探すために、僕たちは世界中を旅した。 現地で出会ったカカオを日本に持ち帰り、3ヶ月かけてチョコレートを作る。 機械がなければ自分たちで作り、仲間を集め、毎日学びながら形にした。 その結果、僕たちのチョコレートは世界大会で10度の受賞を果たした。 京都でのPopupにて、歴代チョコレートバーを全て並べた棚を見た時に、一つひとつのパッケージに思い入れがあり、一緒に作った仲間の顔や、渡したシーンを思い出し、1人でジーンとなっていた。 |
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しかし、ゴールは“作ること”ではなかった。 どう届けるかが、本当の挑戦だった。 メルマガを毎週書き続け、写真を撮り、映画を作り、イベントを開き、一つひとつのプロダクトを手渡しで届けてきた。 メルマガの登録者は4万人を超え、小さくても強いコミュニティに育った。 この10年で、ものづくりと発信の両輪がようやく形になった気がする。 |
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次の10年は、どこへ向かうのか。 まだやり残したことがたくさんある。 海外での店舗展開もその一つだ。 でも、焦ってはいない。 green は、ここまで“丁寧に作る”ことを続けてきた。 これからもその姿勢を貫きながら、世界へと広げていきたい。 映画を通して、改めて思った。 “自然の味”は、土地や素材だけでなく、そこに生きる人の思いから生まれる。 その味を、次の10年も強力なgreenの仲間達と一緒に、世界中に届けていきたい。 |
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JU2 Season 3|Episode 6 「AIと編集作業」 |
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Tate「映画の編集をしてて思ったんだけど、AIって“構造”にはめっぽう強いけど、“余韻”には弱いよな。」 Luna「たしかに。構成やテンポの最適化は得意だけど、“残る感じ”はデータじゃ作れないからね。」 Tate「そう。映像の長さとか、音のタイミングはAIに任せても正確なんだけど、 “どこで切るか”“どの間を残すか”っていう判断になると、 AIは必ず“正しい方”を選ぼうとするんだ。 でも人間って、あえて“正しくない方”を残したくなる時があるじゃん。」 Luna「あるね。間違っている方が心に残ることもある。 AIは整理するけど、人は迷いを残す。」 |
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Tate「そうそう。 たとえば、ある登場人物がカカオの話をしてるシーンがあって、 AIは“ここで終わり”って言うんだけど、 僕はその後の数秒間、言葉を探してる顔を残したくなる。 その“考えてる時間”が映画なんだよ。」 Luna「編集って、物語を削る作業じゃなくて、呼吸を整える作業だもんね。 AIの時間はリズムで、人間の時間は呼吸。 似てるようで、全然違う。」 Tate「AIはいつも正解を出そうとする。 でも映画は、正解じゃなくて“余白”の方に真実がある。 だからAIに編集を任せると、どうしても綺麗すぎるんだよ。」 Luna「整いすぎた美しさには、温度がないからね。 AIが作るのは“構造としての美”、 人が作るのは“感情としての美”。 同じ“美”でも、方向がまったく違う。」 |
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Tate「結局さ、AIは地図を描くのが上手い。 でも旅の面白さは、予定外の寄り道にあるんだよな。 編集も同じで、予定外の瞬間にしか本当の物語は生まれない。」 Luna「つまり、AIは“完成”を作るけど、 人間は“余韻”を残す。」 Tate「うん。 そして、映画は“余韻の記録”なんだよ。」 |
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| 「旅先で感じた、腸とメンタルの関係」 |
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今月のテーマは「腸内環境」。 腸が整うと、便通・肌・メンタルまで全部が整う! まさに“体と心のバランスの要”。 筆者・西口(30)は、今月頭からテニスジュニアの帯同でフィジーに滞在していました。旅先では必ず腸の動きが悪くなるため、「旅先でも腸をしっかり動かすぞ!」と海外滞在で出来ることをしながら腸活を頑張ろう、と意気込んできました。 ……が、現実はそんなに甘くありませんでした。 フィジー生活は想像以上にサバイバル。 滞在していたのは「ラウトカ」という地域。 海がきれいで自然豊か、なのになぜか試練の連続…。 蚊とダニに30か所以上やられ、野良犬に襲われ、アパートの屋根裏には夜な夜なガサガサ音を立てる謎の生き物(ネズミ?イタチ?)。深い眠りにつけない。 アパートの周りにレストランなどが全くなく、3食全て自炊。 そのため朝5時起きで朝食作り→6時半出発→試合→18時帰宅→夕食づくり→翌日のランチボックス作り→23時就寝。 停電し、夜にシャワーを浴びられない日もありました。 |
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腸活どころか、心の修行。 今まで訪れた33の国の中で、フィジーはTOP 3に入るハードさ。 それでも腸活を続けました。 朝はヨーグルトに青汁と乳酸菌+食物繊維パウダーを混ぜて。 納豆ふりかけなどで、少しでも腸のためになるものを。 水は常温で1日2L。夜は“のの字”マッサージ。 |
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最初の1週間はまったく腸が動かず焦ったけれど、2週目くらいからやっと反応が! 朝にお腹が「キュル」っと動き出して、2日に1回のペースに。 (これ、フィジーではもはや快挙レベルです!) 腸とメンタルはつながっている。 腸が動かないときって、気分まで沈んでしまう。 なんだか集中できないし、少しイライラもする。 でも、少しでもお腹が動くと心までスッと軽くなる。 「腸とメンタルって本当に連動しているな…」としみじみ感じました。 日本にいるときは、水を飲んでいれば自然に出ていたけれど、旅先では、食べ物・水・気候・生活リズムすべてが違う。 腸も環境の変化にびっくりしていたんだと思います。 |
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救いは“人のあたたかさ”。 犬が多いためあまり外には出られず、タクシーもつかまらない。 そんな中、アパートのオーナーさんが「スーパー行く? 乗せてくよ!」と何度も連れて行ってくれたり、野良犬に襲われた時も助けてくれたり。 人の優しさにふれた瞬間、ふっと肩の力が抜けリラックスできていたなあと。 そのリラックスも腸を動かしてくれていたのかも。 一昨日、帰国しました。 まだ2日に1回のペースだけど、“腸を整えることは、自分をいたわること”だなと感じています。 腸と会話することで、自分の身体の調子を知ることができる。 日本での腸活も引き続き力を入れていきたいと思います! |
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オーナー安達に聞いてみたい事を大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きな事を質問して下さい! info@un-colored.com |
先日、京都で『The Taste of Nature Ⅱ』を夫婦で拝見しました。
物語ではなくドキュメンタリーで、ここまで感動したのは初めてです。 映像の美しさや音楽ももちろんですが、何より「自然を通して生きることの意味」を深く考えさせられました。 帰り道、夫婦で話していたのは「どうしたら安達さんのような、普通ではない人生になるんだろう?」ということでした。 もしよければ、安達さんがどんな家庭で育ち、どんなことが今の行動力に影響しているのかを教えてください。
ありがとうございます。京都まで観に来てくださったこと、本当に嬉しいです。
僕は、特別な家庭に育ったわけではありません。 どちらかといえば普通の子でした。元気はありましたが、一番目立つタイプでもなく、リーダーでもなく、人付き合いがあまり得意ではなかったと思います。親友と呼べる人も、あまりいませんでした。 父は起業家で、様々な事業を立ち上げていました。その影響はきっとあると思いますが、仲良く一緒に何かをしていたというわけではありません。 幼い頃の記憶は2つくらいあり、その一つが「センスを磨け」というものです。 子どもの頃から、人と同じことをするのが苦手で、「自分で何かをやってみたい」という気持ちは強かったと思います。 両親共に、会社を立ち上げたり、お店をやったりしているのを間近で見ていたので、それが結果的に、今の生き方の源になっているのかもしれません。 感謝しないと、ですね!
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はじめまして。30代の女性です。
毎週メルマガを読むたびに、安達さんの言葉に勇気をもらっています。 最近の「過程を楽しむ」という考え方が特に印象に残りました。 私は仕事でも日常でも、どうしても結果ばかりを気にしてしまいます。 うまくいかないと自分を責めてしまい、努力しても報われないと感じることが多く、そんな自分に疲れてしまう時があります。 安達さんはどうして“結果より過程を楽しむ”という考え方にたどり着いたのでしょうか? 教えて下さい。
結果はコントロールできないからです。
僕は学生時代、スポーツに打ち込んでいましたが、どれだけ頑張っても、努力の量に比例して結果が出るわけではありませんでした。 「努力すれば結果はついてくる」といわれますが、それは正解ではなく、「努力なくして成功はない」というのが現実だと思います。 そしてもう一つ、自分が「すごい努力をしている」と感じている時点で、その分野で頂点に立つ結果は得られない気がします。 本当にすごい人たちは、「こんなの努力に入らない」「楽しいからやってる」と言います。 そういう人には、やはり敵わないんです。 この考えに気づいてから、結果ではなく過程を楽しむ方に意識が向くようになりました。 努力を“我慢”ではなく、“楽しみながら続けること”に変える。 そうすると結果も自然とついてくることがあるんです。
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いつもメルマガを楽しみにしております。
毎回掲載されている写真が本当に美しく、旅先で書かれているのでは?と思うほどです。 撮影された素材のレタッチなどは、旅先で行われているのでしょうか? また、PCやスマートフォンなど、どの環境で作業されているのかも気になります。 トーンの美しさがとても好みです。 さらに、写真を使ったメルマガや UNCOLORED MAGAZINE の洗練されたデザインにも毎回刺激を受けています。 写真を撮る時、またアウトプットする際に意識していることがあれば教えてください。 私も写真を撮っていますが、安達さんのような表現やアウトプットができるようになりたいと思っています。 次回作も楽しみにしております!
ありがとうございます。そんなふうに感じてもらえて、とても嬉しいです。
写真を撮る時に一番意識しているのは、光の加減ですね。 好きな明るさや光量があって、気分やテーマによってパキッと出したり、柔らかくしたりしています。 レタッチは、急ぐ時は現地でPCで行っています。トランジットや移動時間は結構長いので、スタッフと手分けしています。 一方で、写真集などしっかり仕上げたい時は、外部にノイズ処理などをお願いすることもあります。 アウトプットに関しては、メルマガや雑誌、動画など「どう使うか」を前提に撮っているので、 撮ってから考えるというよりも、アウトプットを想像しながら撮る感覚です。 だからロケに出る前の準備がすごく大事になります。 それでも、多くが自然や動物相手なので、思い通りにはいかないことばかり。 でも、そこがまた面白いところなんですよね。
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たまには、アナログで聴くのも悪くないです。
BLUE SIX COFFEEとGREEN THUMB Bakery渋谷店にも、ターンテーブルとレコードが置いてあり、スタッフが気が向いたら流しています。 Have a good weekend!!
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