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UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。
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Hello Everyone. ICE LAND にやって来ました。既に寒いです。 人口40万人の小さな国ですが、首都 Reykjavík は、25万人が住んでいる、小さくて可愛くてオシャレな港町でした。 これから、街の散策(リサーチ)に行って来ます! それでは今週のメルマガ、スタートです。 |
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3日間だけの特別な映画イベント in 京都 |
10月17日〜19日に京都・新風館内の映画館を貸し切って開催する、『The Taste of Nature Ⅱ 幻のカカオを探して』特別先行試写会。 ありがたいことに多くの方にお申し込みいただき、残席はわずかとなってまいりました! 大きなスクリーンを前に、同じ時間を過ごす。そして、感想を交わす。対話する。 そんな特別な時間を持てたら嬉しいです。 The Taste of Nature Ⅱ 特別先行試写会 ① 10/17(金) 開場 18:45/開演 19:00 〜 終演 20:15 予定 ② 10/18(土) 開場 13:45/開演 14:00 〜 終演 15:15 予定 ③ 10/19(日) 開場 13:45/開演 14:00 〜 終演 15:15 予定 開催場所:アップリンク京都(新風館 B1F) 試写会は完全予約制。ご参加希望の方はお早めにお申し込みください🎞️ |
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アイスランド特集 Vol 1 |
「環境問題を物語で」 |
僕のロケは、専門家のインタビューで始まる。専門家に歴史や地形、自然環境、現在の課題などを聞くことで、いつもとは違った目線で対象物を見ることが出来るから。 今回はアンドリ・スナイル・マグナソン氏に会った。 |
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彼は作家であり、思想家であり、映画監督であり、環境活動家でもある。 そして彼のキャリアは、一つの分野には収まらない。 代表作『On Time and Water』では、気候変動を「時間」と「水」という物語に翻訳。30カ国以上で読まれている。 |
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『Dreamland』ではダム開発とアルミ産業に依存するアイスランドを鋭く批判し、映画としても世界に衝撃を与えた。 さらには2016年に大統領選に立候補し、14%の得票を得ている。 環境や文化を語る公共的な知識人として、彼はアイスランドを代表する存在だ。 実際に会ってみると、その言葉は驚くほどシンプルで、まっすぐだった。 |
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僕は、彼へのインタビューを5つの構成で考えてみた。 ・アイスランドの自然の特徴 ・環境家の原体験 ・アイスランドの自然における課題点 ・本や映画で伝える理由 ・葛藤と未来 まず、アイスランドの自然の特徴について聞いた。 火山と氷河が同居するこの島は、世界でも特異な場所。温泉や地熱エネルギーは生活を支えるが、気候変動によって、近年氷河は急速に失われつつあるという。 だから、環境問題を本や映画にして、多くの人に届けているのだ。 「環境問題を、本や映画にして伝える時に、何に気をつけているのですか?」と尋ねると、彼は少し微笑んでこう答えた。 「面白くすること」 環境問題は本来、楽しいテーマではない。氷が溶け、海面が上がり、未来が奪われていく話だからだ。 昔の物語や映画からヒントを拾い上げ、科学的な数字やデータを、「面白い物語」に変換して届けているという。 |
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それはまさに、恐怖を煽るのではなく、希望や想像力で未来を選べるようにする、彼の姿勢そのものであり、今の日本のSNSで多く見られる、ビューを稼ぐパターンとは真逆であった。 彼が繰り返し語ったのは「恐怖ではなく希望を語る」という姿勢だ。 恐怖で人を動かすのは簡単だ。数字では頭には届くが心には響かない、と彼は言う。 写真家として僕がやりたいのも、まさにそれだ。 崩壊する氷河や燃える森の映像は、一瞬で心を掴むが、何かいつも違和感があった。その違和感の答えに、彼と話していてハッと気付かされた。 |
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そう、頭には残るが心には響かないんだ。ライオンを撮ったとき、僕が思ったのは「この美しさを未来に残したい」という直感だった。 多くの子供達に見てもらいたい、と撮りながら思っていた。 恐怖ではなく、美しさを通して「残したい未来」を想像してもらう。 それが僕の「Lion Night」の根っこにある思想だ。 |
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アンドリの言葉と僕の写真は、方向は違えど同じ地点に向かっている。 「未来世代への責任」をどう伝えるか。 「まだ選べる未来」をどう提示するか。 危機を煽れば、多くの人を一瞬集められるかもしれないが、長続きはしない。 |
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人を動かし続けるのは、恐怖ではなく「共感」と「希望」だ。 アンドリが教えてくれた。僕たちが次の世代に残せる最大の資産は、モノでも数字でもなく、「希望を物語に翻訳する力」なのだと。 |
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JU2 Season 3|Episode 3 「オープン化のマネジメント」 |
Tate「最近見てて思うんだけど、仕事で上手く行かなくなると、上司が部下にイライラして、つい強く言っちゃう様な場面。雰囲気も悪くなるし、それで部下は萎縮するし、信頼も崩れてくる。マネジメントが機能してないんだよなぁーって。」 Luna「それって、情報が閉じてるからじゃない? 正しい背景や理由が共有されてないと、部下は自分の解釈で動く。 で、上司は『なぜそうした?』って感情的に止めるしかなくなる。」 |
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Tate「情報が一方的で限定的だとマネジメントは機能しないよね、だから僕は“オープン化、オープン化っていつも言ってるんだ” 結局、問題は現場で起こるでしょ、お店だったり、厨房の中だったり。 オープンキッチンにして、情報もSlackなどで共有すると、早く対応出来る様になるよ。良いことも悪いことも、なぜそうしたのかも見えるようにして、みんなが同じ土台で判断できるようにしたいんだ。」 Luna「いいね。悪いことを隠さず“起こるのが当たり前”、前提としてしまうのは大事だよ。 隠されたり、なぜそうなったのか?が、分からないと部下は不安になるし、上司は余計に怒りやすくなる。 でも“知っている”状態なら、改善の行動に変えられる。」 |
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Tate「そうなんだ。古いタイプのマネジメントは、誰かが情報をコントロールする事が出来たんだ、だから “隠して守ること” だったけど、インターネット時代になってからは、あっという間に皆が同じ事を知っているので、“開いて、そこから良くしていくこと”。 それが結局、信頼を作ると思う。」 Luna「うん。信頼は“成果を良く見せること”じゃなくて、“状況を正しく見せること”からしか生まれない。 オープン化がマネジメントの基本なんだね。」 |
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暑い夏がやっと終わり、秋がやってきましたね。 季節の変わり目は、気温や生活リズムの変化で体調を崩しやすい時期。特に腸の乱れは、体調やメンタル、パフォーマンスにも大きく影響するといわれています。 ということで、今月のテーマは「腸内環境」。 最近は「腸活」という言葉もよく耳にしますよね。 なぜ、腸の活動を活発にさせる必要があるのでしょうか? 腸の特徴をシンプルにまとめるとこんな感じです。 ↓ ↓ ↓ ・栄養を吸収 → 腸が乱れると食べたものの栄養がうまく届かない ・免疫力を支える → 善玉菌が多いと風邪や不調に強くなる ・メンタルに影響 → 腸と脳はつながっていて、調子が悪いと気分も落ちやすい ・便通や体調のバロメーター → 便秘や下痢は腸からのサイン つまり、腸は「体と心の健康の土台」ということ。 |
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ですが、今日10/3からフィジーで行われるテニスのジュニア大会に帯同する私、西口(health documentaryの筆者・今日が誕生日!! 30歳女性)は腸活をしたことはありません……! もともと旅先など環境が変わると便秘になりやすい体質ではありますが、「あまり気にしたことがなかったなぁ」というのが本音。 なので今回、腸活初心者の私が実際にやってみて「どんな変化があるのか」をシェアしていきたいと思います。 ちょうど記事が配信されている頃、私は飛行機の中で腸活のことを考えながら、30歳になったことも受け止めながらフィジーに向かっています。 海外出張はまさに環境や食事が変わり、腸の調子を気にしなければいけない期間。 今日から3週間ほどは「腸活チャレンジ」にぴったりのタイミングです! 具体的にやってみる腸活リストはこちら。 ・発酵食品を食べる(ヨーグルトなど海外で手に入るもの) ・水分をしっかり摂る(1日1.5〜2Lを目安に。忘れがち) ・食物繊維を意識(野菜・果物・全粒穀物) ・軽い運動(ストレッチやウォーキング&ランニング) 上記にプラスして日本から持ってきた“腸活お守りアイテム” 旅先だと納豆やぬか漬けは手に入らないので……。 ・乳酸菌サプリ ・粉末の青汁(野菜不足対策に) ・インスタント味噌汁(手軽に発酵食品補給) ・BLUE SIXのプロテイン |
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荷物にならない範囲で、できることから! 腸活初心者の私は、このくらいが精一杯です。 旅先で腸を整えれば、便通だけではなく体調や気分の安定にもつながるはず。 腸活 “ガチ勢”ではなく「腸活はじめて組」の目線でレポートしていきますので、同じように気になる方はぜひ一緒に試していただけたらと思います。 次回は、フィジーでのリアルな腸活生活をお届けします! |
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オーナー安達に聞いてみたい事を大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きな事を質問して下さい! info@un-colored.com |
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いつもQ&Aでお世話になっております。言霊という言葉があるように、文章にもその方の人柄がにじむものだと、こちらのメルマガを通じて改めて感じております。前回のAnswerで「辛くなったら、またメールください」と赤の他人である私にまで書いていただけたことに、安達様の“懐の広さ”や“人間味”をひしひしと感じ、ひそかに尊敬しております。これからも商品購入やメルマガ購読という形でしかお力添えできないかもしれませんが、末永くよろしくお願いいたします。
さて、先週に引き続きご相談になります。現在「脱マニュアルの日々」を意識し、仕事・プライベートともに自分の身体感覚で物事を判断しながら生活するよう努めております。ただ、これまでの人生をマニュアルや手本・見本に大きく依存してきたため、想像以上にアドリブや即興で判断し行動することの難しさを痛感しております。つきましては、「脱マニュアルのための日々の過ごし方のコツ」について、ご教授いただけますと幸いです。 ![]() ![]()
私は昔からマニュアルが大嫌いで、現場ではほとんど使わずに自分で回してきました。
20年前から「ビジョンを共有すること」「仕事の考え方を徹底すること」を優先してきたのです。 でも最近は少し変わってきました。 むしろガイドラインを決めて、皆が動きやすくすることの大切さを感じています。 理由はシンプルで、情報の流れがものすごく早くなったからです。現場のスタッフからトップまで、誰も通さずに直接やり取りできる時代になった。昔は途中で情報をコントロールしようとする人がいて、それが組織の“ねじれ”を生んでいた。でも今はそれが通用しない。むしろ、全員が細かい情報まで把握できるようになったので、共通の「ガイドライン」があった方が全員が楽になるんです。 つまり、マニュアルで縛るのではなく、方向を合わせるための指針として使う。 そうすると、個人が身体感覚で判断しても、組織全体としてはズレずに進める。結果的に「即興」もしやすくなります。 脱マニュアルを意識するのも素晴らしいことですが、実はマニュアルを“敵”とせず、“味方”に変える発想があってもよいのではないでしょうか。 ![]() |
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20代後半の男性です。最近コーヒーにすっかりハマッてしまいました。
豆はタンザニアやエチオピアから始まり、いまはエクアドルの浅煎りにトライしています。 コーヒー専門店でゲイシャを飲んでみたら、不思議な香りがして、コーヒーの奥深さを実感しました。 器具にもこだわり始め、いろんな淹れ方を試していますが、安達さんは普段どんなふうにコーヒーを淹れているのか、ぜひ教えていただきたいです。 ![]() ![]()
私は正直、淹れ方も大事にしますが、いちばんは気分を大切にしています。
その日の体調や気分で、蒸らしを長めにすることもあれば、お湯をさっと通すこともある。挽き方もその日の気分で変えています。マグカップもデザインや大きさを毎朝選んで、気分を変えています。 器具も色々使いますよ。最近はV60の新しいドリッパーが気になっていますし、ミルはHARIOの電動ミルを使って、その日の気分で細かく設定を変えたりしています。 同じ豆でも、その日の気分や体調でまったく違う表情に感じられるのが面白いんです。旅先で飲んだ時と、家で淹れた時でもまた違う。だからこそコーヒーに飽きないし、特別な日には特別な豆を選びたくなる。暑い日はスッキリとしたコールドブリューが最高ですね。 エクアドルの友人宅に泊めてもらった時に飲んだ朝のコーヒーはとても美味しくて、その後お店で取り寄せて販売したほどです。 結局のところ、コーヒーを飲むのは、それ自体が目的というより、気分よく過ごすための時間なんです。 だから「今日は軽く」「今日はじっくり」と、あまり決めすぎずに楽しんでいます。 ![]() |
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明日からのロケに備えて、アイスランドのRAMステーキで、Power up Dinner.
火山に氷河に洞窟、滝に渓谷にオーロラ。ネイチャーフォトグラファーの、腕の見せ所だね。 Have a good weekend!! ![]() |
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