【Vol.35】BLUE SIX OPENとメディア運営、リアルな裏側。

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UNCOLORED WEEKLY MAGAZINE
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FIND YOUR ONW STANDARDS

UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。
毎週金曜日にお届けします。

Hello Everyone.
2週間有明にいて、アスリート達と一緒に過ごしてきました。
自分の勝ちパターンを持っている選手は強いです。
これは、仕事にも人生にも当てはまると思います。
さあ、暑い夏を楽しんでいきましょう!
CONTENTS
  1. NEWS TOPICS
  2. MAKERS STORY -新しい時代のモノづくり-
  3. JUST US 2
  4. What's up BOSS
  5. Health Documentary
    身体を変える、リアルストーリー
  6. Question & Answer
  7. have a good weekend
MAKERS STORY 新しい時代のモノづくり
Coffee Written by
Tateyuki Adachi
JUST US 2
whats up boss
Health Documentary 身体を変える、リアルストーリー
Question Answer BOSSがみなさまからの質問に答えます
オーナー安達に聞いてみたい事を大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きな事を質問して下さい! info@un-colored.com
Q
安達さんこんにちは、メールマガジン楽しみにしています。
私は私立中学に通う3年生の女子です。最近、学校の授業やニュースでAIの話題をよく見かけるようになりました。
「AIが仕事を奪う」とか「世の中がすごく変わる」と言われていて、正直ちょっと怖い気もしています。
この先、AIってどこまで進化して、私たちの未来や働き方はどう変わっていくんでしょうか?
安達さんは、どんなふうに考えていますか?
A
すごくいい質問です。
AIって、便利になる一方で、「知らないうちに自分の考える力を奪っていくもの」かもしれません。
それが一番、僕は怖いと思っています。

この先、AIはきっと今よりもっと進化します。
仕事の多くは効率化されて、日常生活の中にもどんどん入ってくるでしょう。
でも、そのときに大事なのは「自分で考えることをやめない」ということ。

AIは、答えをくれるし、提案もしてくれます。
でも、それが正しいかどうかを判断するのは、あくまで人間。
何を選ぶか、どう感じるか、何を大切にするか——
それは、AIでは決められない。

たとえば、「これ、AIが言ってたからこうしよう」とだけ思ってしまうと、
それはもう、考えることをやめてしまっている状態かもしれません。

知らないうちに、AIが“神様”みたいな存在になってしまう。
言われた通りにすれば正解、という空気ができてしまう。
でも、どんなに便利になっても、自分の頭で考えて、疑問を持って、時には立ち止まることは、とても大事です。

未来は予測できないけれど、
「自分で考え続ける人」は、AI時代でもちゃんと必要とされると思います。

だからまずは、疑問を持つこと。
そして、誰かの意見に丸ごと乗らずに、自分の言葉で整理していくこと。
その力は、今から少しずつ育てられます。
Q
安達さん、こんにちは。私は現在56歳のサラリーマンで、定年が少しずつ近づいてきました。
仕事一筋でやってきましたが、いざ「その後の人生」を考えようとすると、何をしたらいいのかが全く見えてきません。

正直なところ、最近では同窓会の幹事をやるくらいしか役割がなくなっていくんじゃないか……と不安になります。
安達さんなら、もし同じ立場だったとしたら、どんなふうに次の時間を考えますか?
A
まず最初に、「同窓会の幹事しかない」と思えるほど、これまで責任感を持って仕事をされてきたんだと思います。
だからこそ、これからの時間も「何か意味のあるものにしなきゃ」と思ってしまうのかもしれません。

でも実は、定年後に一番大切なのって、“立派なこと”じゃないと思います。
少しだけ自由になった時間を、どう「自分の目」で見て、感じるか。
それがゆっくりと、次の役割をつくっていくと思っています。

僕だったら、まず「新しい肩書き」を探す前に、知らない場所に行くとか、まったく関係ない世界の人に話を聞くとか、そういうことから始めると思います。

何かを“始める”というよりも、まずは“空白を許す”。
その中に、自分では思ってもみなかった好奇心や、やってみたかったことの種が出てくるかもしれません。

もし同窓会の幹事をやるなら、ぜひ全力でやってみてください。
その“役割”の中にも、実は次の入り口が隠れていたりします。
たとえば人と人をつなげたり、小さな仕掛けを考えたり——
そういうことって、これからの社会で一番必要な力だったりします。

焦らず、でも止まらず。
「何者かになろう」としなくても、「今までとは違う景色を見る」ことから始めれば、きっと次が見えてくると思います。
BOSSイラスト
UNCOLORED
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