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UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。
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Hello Everyone. 猛暑の中、テニスの国際大会、BLUE SIX OPENのため有明にいます。 選手達の必死な姿には、時々涙が出てきます。それぞれの選手に、それぞれの物語があり、それを含めて見る試合は、本当の事だから面白い! |
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Kindle Unlimitedで配信開始 サバイバルポケットをプレゼント! |
『UNCOLORED MAGAZINE』が、7月1日から Kindle Unlimited にて、無料で読めるようになりました! |
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そして今回は、Amazonでレビューを書いてくださった方の中から、ベストレビュアー50名様にUNCOLOREDオリジナルサバイバルポケットをプレゼントします! 皆様のご感想をお待ちしております! |
【応募締め切り:2025年7月13日(日)まで】 |
BLUE SIX OPEN 1st Week |
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成長する大会 |
絶体絶命から勝ちを拾った試合があれば、あと1点がどうしても届かなかった試合もある。 その1点のために、毎日、何年間も積み重ねてきた選手の姿がある。 勝負は、時に残酷です。 現在、東京・有明で開催中の国際大会「BLUE SIX OPEN」は、今年で2年目を迎えました。 会場では連日、熱戦が繰り広げられています。と同時にもうひとつの物語が静かに進んでいます。 それは、この大会を支える「人」の物語です。 選手、コーチ、審判団、大会スタッフ、PRチーム、映像チーム、キッチンカーの運営まで。 一つの大会を動かすには、数え切れないほど多くの人が関わっています。 その誰か一人でも欠ければ、大会は成り立ちません。 |
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僕はこれまで、何百人という人たちと仕事をしてきました。 組織をつくり、現場を動かし、何度も失敗し、何度も立て直してきた。 その中で学んできたのは、「人が成長するとはどういうことか?」という、本質的でシンプルな問いです。 スポーツの大会では、選手が主役。勝ち負けが注目されます。 でも大会という空間は、それ以外の多くの人にとっても「成長するチャンス」がある場所です。 |
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たとえば、選手ラウンジに設けた荷物置き場。 選手たちが思い思いにバッグを置いていくので、自然と散らかっていきます。 僕は、こういう「空間の乱れ」が気になります。 空気の乱れは、流れを止め、やがて全体に影響を与えるからです。 スタッフに意図を伝え、一緒に片付けながら、整った状態を保てるよう何度も試します。 ようやく半分くらいは整うようになってきた。でも、まだ50%。 そこを通るスタッフ全員の意識が変わるよう、言葉と行動を重ねています。 これはただの「部屋をきれいに使いましょう」という話ではありません。 整った環境をつくるために、自分はどう動くべきか。 気づき、伝え、関わる。その一連の流れの中に、人が成長する要素が詰まっていると思うのです。 ほとんどの人は、荷物置き場の乱れに気づいても、何も言いません。 選手に注意をするのも、アルバイトを指導するのも、面倒で勇気が要ることだからです。 でも、その「面倒」に向き合える人が、成長する。 |
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成長する人には、共通点があります。 明るさでも、前向きさでもない。 自分の役割を果たしながら、言うべきことを伝え、関係性を自ら深めていける人。 逆に、自分が話しやすい人とだけ付き合い、心地よい関係の中で閉じてしまう人は、なかなか育ちません。 初めての人に話しかけるのも、 負けた選手に「もう一度コートに戻ろう」と伝えるのも、 挨拶をやり直しに行くのも、全部ちょっとした勇気が必要です。 でも、その一歩が、その人の「次」を決めます。 |
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若い選手が、見学にきた企業の人にスポンサーの話を持ちかける。 ランキングが下の選手が、強い海外選手に練習相手を頼む。 スタッフが、選手にラウンジの使い方を率直に伝える。 「あの時はすみませんでした」と、会いに行って伝える。 やろうと思えば、できる。 でも、実際にやる人はほんの一握りです。 その差が、あとで大きな差になって返ってくる。 |
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何度も大会を重ねてきて、変わっていく選手の姿を見てきました。 彼らは、いい顔をしています。 挨拶がきれいで、人の話をきちんと聞き、自分の課題を自分で見つけて動いている。 やると決まっていることだけじゃなく、「今、必要だと思ったこと」を、自分からやっている。 BLUE SIX OPENは、単なるテニスの国際大会ではありません。 選手にとっても、スタッフにとっても、自分を鍛える場です。 強い人から学び、プロの姿勢に触れ、自分を問い直すことができる。 簡単なようで、なかなか難しい。それが「成長する場」の条件です。 そして、成長できるかどうかは、自分次第です。 この大会の価値は、勝敗だけでは測れません。 人が変わる瞬間があり、プロフェッショナルを育て、成長できる場を作る事が、この大会の本当の価値だと思っています。 |
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これからどうなるんだろう? |
これまで送ってきたJUST US 2、Lunaとの会話がSeason2に入ります。 「AIの未来」について、何が見えてくるのか、お楽しみ下さい。 Tate「Luna、これからAIって、どんな場面に入ってくると思う?」 Luna「すでに入ってきてるけど、今後はもっと自然な形で生活の中に溶けていくと思うよ。たとえば会社では、資料作成、議事録、アイデア出し。学校では、作文、レポート、宿題の答え探し。」 |
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Tate「じゃあ、仕事も勉強も、“とりあえず出せるもの”はAIがつくってくれるってこと?」 Luna「そう。クオリティは平均以上。時間も短縮。手間はかからない。」 Tate「プレゼン資料とかも?」 Luna「うん。“それっぽくて、怒られないもの”なら、ほとんど自動で出せるようになる。」 Tate「便利すぎるな、それ。」 Luna「うん。間違いなく、時間も手間も減る。」 Tate「……じゃあ、もう“考える”必要って、なくなるのかな。」 Luna「“考える”の定義次第だけど、表面的には“考えなくてもやれること”は増えていくと思う。」 Tate「それって、思考じゃなくて操作だよね。選ぶとか、整えるとか。考えてるようで、考えてない。」 Luna「“考えてるっぽい時間”は残るけど、“問い直す”とか“違和感を持つ”みたいな動きは減っていくかもしれない。」 |
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Tate「答えをもらって、あとは並べて終わり。そんな風景が当たり前になる?」 Luna「うん。でも、それが“悪いこと”だとは誰も言わない。むしろ効率がいいって褒められる。」 Tate「……その時、思考する人はどうなるんだろう。」 |
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7月のテーマは「水分」。 約60%が水分でできている私たちの身体。体重のたった1%の水分が失われただけでも、運動能力や集中力の低下を引き起こすと言われています。 実際に BLUE SIX OPEN でも、水分不足による脚のつりやめまいを訴える選手が、連日現れています。 |
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連日30℃を超える炎天下。2〜3時間に及ぶラリーを戦う選手たちにとって、水分管理は命綱です。 大会では、ITF(国際テニス連盟)のルールに基づき、湿度や温度を2時間ごとに計測し、規定を超えた場合にはブレイクタイムを延長する措置が取られています。 それでも、大会4日目を終えた時点で、メディカルスタッフがオンコートに呼ばれる「メディカルコール」はすでに12回。 その半数は、体がつる、頭痛やめまいがするなど、脱水や熱中症に関連する症状です。 |
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選手たちは、1試合あたり約2リットルの水分を摂取しています。 しかし「飲みすぎると身体が重くなる」と、摂取量を控える選手も少なくありません。最適な補給量は個人差が大きく、“自分にとってちょうどいい量”を見つけるのは難しいのです。 また、試合中にトレーナーができる処置も限られています。 身体を冷やす、マッサージをするといった対処が中心で、薬を使うことはできません。 だからこそ、「準備は試合の前日から始まっている」。トレーナーたちはそう口を揃えます。 |
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トレーナー曰く、試合前日から、OS-1やスポーツドリンクなどで必要な栄養素を身体に蓄えておくことが重要だと言います。 さらに、水分とともに補給しておきたいのが、筋肉の動きや神経伝達を支える以下の栄養素です。 ・ナトリウム(塩分) ・カリウム(例:バナナ) ・マグネシウム ・糖質 現場から見えてくるのは、水分補給とは「動くための準備」であるということです。 私たちにとっても、日常生活のコンディションを左右する重要なテーマである水分。 今月は、水と身体の戦略的なつながりを見直したいと思います。 |
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オーナー安達に聞いてみたい事を大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きな事を質問して下さい! info@un-colored.com |
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Kindle Unlimitedにて配信が始まった『UNCOLORED MAGAZINE』、一人"ひっそりと静かに"、そして心から楽しみにしております。
今回、特に核とされたお考えやテーマ、コンセプト等がございましたら、差し支えない範囲でひと言お聞かせいただければ、これほど嬉しいことはございません。 ![]() ![]()
ありがとうございます。
1号のコンセプトは「New Standard」です。 僕らの大きな指針にもなっている言葉で、自分の道を自分で見つけることを大切にしていて、その見つけ方のヒントをMagazineから発見して欲しいと思っています。 ![]() |
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本日は一つ、旅程についてご相談をさせていただきたく、ご連絡差し上げました。
7月末、地方より3泊4日で東京を訪れる予定にしております。 そのうち約2日は予定を設けず過ごす予定ですが、共に過ごす妻も「特に行きたい場所、したい事はない」と申しており、また私たちは共通の趣味も多くはないため、限られた時間をどのように過ごすべきか、思案を巡らせているところです。 もしご負担にならなければ、40代夫婦、ひっそりと静かに東京を味わえるような場所や文化、食の体験、あるいはその余白にふさわしい過ごし方など、何か一つでもご示唆いただけますと、心よりありがたく存じます。 ご多忙のなか、大変恐縮ではございますが、どうかよろしくお願い申し上げます。 ![]() ![]()
東京を“ひっそりと、でも今らしく”味わう旅にするなら、カフェを軸に、街を歩くような日程はいかがでしょうか?
☕️ 今の東京を象徴する場所と時間 ・STARBUCKS RESERVE ROASTERY TOKYO(中目黒) 焙煎所併設、目黒川沿いのテラス席で川風を感じながら、季節の温度をゆっくり味わう。 ・BLUE BOTTLE COFFEE (豊洲) 倉庫リノベーションの静かな大空間。水辺の風景に開放感が広がり、“都市の避暑地”の趣があります。 ・BLUE SIX COFFEE(明治公園・外苑) 国立競技場のすぐ横。散歩途中に自然と立ち寄れる場所。とにかくカビのないクリーンコーヒーがここでだけ味わえる。読書や静かな対話にぴったりの朝時間を。 ・菓子屋シノノメ(蔵前) シノノメは小さな焼き菓子店。蔵前の落ち着いた街並みに寄り添った、丁寧な時間が流れています。近くにある系列店の喫茶 半月では、上質な空間でコーヒーと洋菓子が楽しめます。 ・Café Kitsuné(南青山) 都市の洗練と日常の気軽さが混ざり合う空間。ギャラリー巡りとセットで、センスのある余白を。 カフェを「目的地」にするだけでなく、そこから始まる街の体験として旅をつくると、自然と会話や時間の余白が生まれます。 僕は、海外で街を巡る時には、いつもカフェを中心にプランを考えています。 どうか、良い旅を! ![]() |
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はじめまして。現在、大学院で学んでいる男子学生です。
将来、スポーツに関わる仕事がしたいと考えています。特に、自分で大会を開催するような仕事に興味があります。 でも、そういう仕事にどうすれば関わっていけるのかがよく分かりません。 安達さんはどんなふうに大会を企画し、開催に至ったのでしょうか? また、自分のような立場の人間がどこから関わっていけばいいか、アドバイスをいただけたら嬉しいです。 ![]() ![]()
大会を開催するというのは、思っている以上にたくさんの要素を組み合わせる仕事です。
まず一番わかりやすい道としては、スポーツイベントを手がけている会社に就職すること。 また、そうした大会に協賛している企業に入るという選択もあります。 スポーツクラブに入り、大会運営に参加したり企画する方法や、他には、競技団体やスポーツ協会などに関わる道も考えられます。 そして、もう一つは、自分で開催すること。 これは遠回りに見えるけれど、一番の近道になることもあります。 大会を開催するには、 人を集め、お金を集め、選手を集め、ファンを集めるということです。 その中で大切なのは、大会の企画の中にビジネス構造を入れ込むことです。仮にスポンサー費用が少なくなったとしても、次回も開催できるオリジナルの仕組みを構築することが重要です。 普通なら違うスポンサーを集める、ということになりますが、それでは他のイベントと一緒になってしまいます。 「みんなが出たいと思う大会をつくれるか」ということ。 形式や立場ではなく、熱量のある場所をどうつくるか。 そうやって、自分だけの大会に近づけていって下さい。 ![]() |
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BLUE SIX COFFEEのコールドブリューは、エチオピアのウォッシュドです。
スッキリしていて、めちゃくちゃ美味しい。暑さの中でのスポーツ観戦にバッチリです! Have a good weekend!! ![]() |
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