【Vol.29】フェスの熱、映画の涙。そしてパリへ!UNCOLOREDの今。

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UNCOLORED WEEKLY MAGAZINE
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FIND YOUR ONW STANDARDS

UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。
毎週金曜日にお届けします。

Hello Everyone.
Parisに向かう機内です。
いよいよルーブルでの写真展、本番です。LION NIGHTは、どこまで通用するのか、しないのか。
どちらにしても、開き直ってやるしかない!
CONTENTS
  1. NEWS TOPICS
  2. MAKERS STORY -新しい時代のモノづくり-
  3. JUST US 2
  4. What's up BOSS
  5. Health Documentary
    身体を変える、リアルストーリー
  6. Question & Answer
  7. have a good weekend
MAKERS STORY 新しい時代のモノづくり
Coffee Written by
Tateyuki Adachi
JUST US 2
whats up boss
Health Documentary 身体を変える、リアルストーリー
Question Answer BOSSがみなさまからの質問に答えます
オーナー安達に聞いてみたい事を大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きな事を質問して下さい! info@un-colored.com
Q
いつもBLUE SIXのMCTオイルを愛用しております。今後も、さらなる品質向上を心より期待しております。
さて、このたび新たに「手話」という言語を日常的に使用する必要があり、学び始めることとなりました。そこで、新しい言語を習得する際に意識しておられることや、その言語を第一言語とされている方々と円滑にコミュニケーションを取るために大切にされていることがございましたら、ご教示いただけますと幸いです。何卒よろしくお願い申し上げます。
A
ありがとうございます。MCTオイル、日常の中で使っていただけていること、本当に嬉しく思います。

「手話」という言語を学び始められたとのこと、新しい言語に触れるというのは、自分の中の感覚が少しずつ拡張していくような体験だと思います。
なんだか羨ましいです。
言語を習得する時にまず意識しているのは、「暗記する」ということです。
きれいに理解しようとするよりも、単純に暗記してます。
そうやっているうちに、ふと「考えずに出てくる」状態に近づいていく時があります。

ただ、正直に言うと、「円滑にコミュニケーションを取ろう」とはあまり思っていません。
どちらかというと、「むりやりでも通じるところまで持っていく」みたいな感覚の方が近いです。
遠回りでも、雑でも、なんとかして気持ちをねじ込んでいく。そういう強引さも、言葉の一部だと思っています。

もう一つ大切にしているのは、“目を見て人と話す”こと。
完璧に伝えようとするより、「伝えたい気持ち」を強く持つことの方が、ずっと大事かもしれません。
Q
メルマガの、右脳と左脳はどちらも大切というお話のなかで、左脳は鍛えることができると書かれていましたが、どのように鍛えるのがよいでしょうか?
私もモノづくりは好きなのですが、それをちゃんと売っていくという面に関してはなんとなく苦手意識があります。
A
ありがとうございます。
右脳と左脳、それぞれを行き来できることが、特にものづくりをする人にはとても大切だと思っています。

左脳を鍛えるというのは、感覚的なことではなく、シンプルに「訓練」だと思います。
それはつまり「計算すること」。

たとえば売上をどう分解できるか。
1日の来客数、客単価、リピート率、それぞれを自分の言葉で整理してみる。
原価はいくらで、手元に何が残るのか。
どこにコストをかけて、どこは削っていいのか。
そうやって、“数字で物事を見る”ことに慣れていく。

計算ができると、「感覚」で決めていたことの裏側にある構造が見えてきます。
それはモノを「ちゃんと売っていく」ための第一歩でもあります。
むしろ、左脳は筋トレと一緒で、やれば誰でも強くなると思っています。

大事なのは、「苦手かもしれない」と思っても、まずは自分の作ったものに数字で向き合ってみること。
そこから、見えてくる景色は確実に変わってきます。
Q
毎週金曜日の発行を楽しみにしております!
UNCOLORED MAGAZINEも購入し、ページをめくるワクワク感を楽しんでいます!
ありがとうございます!

さて、「心地良い店舗づくりの秘訣」について質問です。
私は、現在公務員をしている30代前半の男性です。何かを作り上げること、特に料理が好きで、プライベートで人に振る舞ったりしています。やりたいこととして、地元(新潟県)で、地元の食材を使った料理を作り、それに合わせた日本酒やナチュラルワインを提供するお店を考えています。
食材は、酒も含め、生産地に赴き、生産者に会って、その魅力やストーリーを伝えられるようなお店にしたいです(BLUE SIX COFFEEやgreen bean to bar CHOCOLATE のやり方を尊敬しています)。

そこで質問です。
新潟から東京へ行く際は、BLUE SIX COFFEEが好きで訪れています。BLUE SIX COFFEEの店内は、センスの良い音楽が会話を邪魔するでもなく、良い感じでBGMとして流れています(genelecのスピーカー?)。それが、大変心地よい空間を作り上げる1つのピースとなっています。他にも、様々な工夫があると思います。

先日、美味しいと話題のビストロに行ったところ、味は美味しいのですが、店内の環境で、隣の人達の話す声がすごく響いて、全然自分達の会話が聞こえなかったり、足元が寒くて、全体的に心地良い感じがしなく、少しガッカリしたことがありました。

私は、飲食店は味はもちろん、BGMを含めて、そのお店の心地良さが大切だと思っています。
それを体現していると思われるBLUE SIX COFFEE。味だけではない音響や温度を含め、心地よい店づくりの秘訣があったら、こっそり教えていただけると大変嬉しいです!よろしくお願いいたします。
A
ありがとうございます。BLUE SIX COFFEEを気に入ってもらえて嬉しいです。

公園の緑と光が入り、気持ちよい空間が出来ました(夏は暑いのですが……)

今回は、ちょっとストレートに書きますね。
ご質問の文章がまとまっていないように感じました。言いたい事が多くて、取り留めもなくなることは、僕もよくあります。

居心地のいい空間も同じです。
「これも伝えたい」「あれも置きたい」っていう気持ちを、どこまで減らせるかだと思っています。
話が散らかっているのと同じで、空間も言いたいことが多すぎると、落ち着かなくなります。

何が心地よくて、なぜそう感じるのか。
「センス」ともいえますが、言語化してみると、自分の中の“過剰”に気づけるかもしれません。

あとは、難しく考えずに、一つずつ修正していくこと。
空間づくりは「直感」じゃなくて、「調整」だと思っています。
BOSSイラスト
UNCOLORED
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