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UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。
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Hello Everyone. 嬉しいお知らせです!5.23〜UNCOLORED FESを開催しますが、The Taste of Nature Ⅱ の特別先行試写会と、石川直樹さんとのトークショー、早々にどちらも満員御礼になりました! 思ったよりも早く埋まってしまったので、急遽、席を増設できないか調整しています。 応募してくれた皆様、ありがとうございます。抽選に当たった方々は、会場でお会いしましょう! 写真家 Tateyuki Adachi のスペシャルブースも出店していますので、お楽しみに‼︎ それでは、今週のメールマガジン スタートです。 |
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UNCOLORED MAGAZINE Amazonでの予約受付をスタート! |
カルチャーの最先端を取材した『UNCOLORED MAGAZINE』。Amazonでの予約受付が開始されました! 先日、オフィスに綴じられた本誌が届き、編集部員一同、心躍りながら読みました。やっぱり、紙って良い。 紙ならではのクラフト感のある手触りをお楽しみください! |
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Parisのポストカード 抽選で5名様にプレゼント! |
Bonjour!🇫🇷 先週、写真展とPOPUPの準備でParisに行ってきました。 いつも応援してくださる読者の皆さまへ、お土産を買ってきました!抽選で5名様に、Made in Franceのポストカードセットをプレゼントします。 (どんな柄が届くかは、届いてからのお楽しみ✨) 可愛くて、誰かに手紙を書きたくなります。ぜひご応募ください! |
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All about Paris |
チョコレート、コーヒー、カフェなど、5つのブランドを経営する僕にとって、何よりも大事なことは「リサーチ」。これいつも話してます! 世の中に、良い空間、良い商品、そして良いブランドはたくさんあります。 優れたブランドの良いところを抽象化し、言語化し、少し角度を変えて、自分たちのブランドに活かす。それがリサーチの目的です(大好きで楽しいだけなのですが)。 世界を旅する僕らにとって、パリジャン、パリジェンヌの心を掴むブランドは何か? 街ではどんな変化が起こっているのか? 今回はパリを舞台に、さまざまなブランドを巡りました。 |
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MARIN MONTAGUT、外観も可愛い |
まず、読者プレゼントのポストカードを購入したお店。その名も「MARIN MONTAGUT」。 パリ6区、サンジェルマンに位置する人気雑貨店です。 特徴はなんといっても、そのイラストと空間の可愛さ。イラストレーターであるMarin Montagutさんがアトリエで描いた水彩画が、可愛らしい雑貨となっています。 モチーフは食べ物や植物、パリの街並みなどで、どれも愛や優しさに溢れています。 |
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イラストが描かれた雑貨が並ぶ |
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ノートやペンなどの文房具も |
いくつか雑貨を購入すると、「Comment vous appelez-vous?(あなたの名前は?)」と聞かれ、手書きで証明書を書いてくれました。こういう心遣いも、お買い物の体験価値を向上させるものですね。 |
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BO&MIEのショーケース |
パリに来たら、パンを食べないとですね! 訪れたのは、パリで最も勢いがあるともいわれるブーランジェリー「BO&MIE」。 パリに6店舗、スペイン・バルセロナに1店舗を構える人気店です。 自家製の小麦粉と無添加にこだわったブーランジェリーと聞けば、行かないわけにはいきません。行ってみると、朝から行列が出来ていました。 人気の「Pain au Praline」を食べてみると、なるほど、外はパリパリ、中はしっとりとして、プラリネの風味も小麦の風味もしっかり感じられる美味しいパンでした。 外側の皮はパリパリすぎて、ぽろぽろと溢れてしまうほど。 |
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人で賑わうPartisan Café Artisanal |
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外のテラス席も満員 |
ついにパリにもスペシャリティコーヒーの波が来ている…という噂を聞きつけ、「Partisan Café Artisanal」へ。 店内にはWHITE GLASS COFFEEと同じ「PROBAT」の焙煎機が置かれ、ローストしたての豆で淹れるすっきりと美味しいコーヒーをいただきました。 外のテラス席まで満席で、レジにも行列ができていて、現地の人々で賑わっている印象です。 エスプレッソ文化のパリにも、スペシャリティコーヒーがだいぶ浸透してきています。 |
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PROBAT製の焙煎機 |
6月のパリでは、パトリック・ロジェ氏や、ピエール・エルメ氏への取材をする予定です(ここだけの話ですが、UNCOLORED Mag Vol.2を企画しているのです)。 引き続き、世界中で集めたカルチャーをお伝えしていくので、お楽しみに! |
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知ってるふり |
Tate「5月23日からのUncolored Fesの話、今どこまで共有してるっけ?」 Luna「うん、Uncolorerd Fesだよね。大事なイベントでしょ?」 Tate「それは、大事でしょ。大まかなイベント構成を出せるかな?」 Luna「えーっと、ブランドごとのブースと、映画と、なんか発表とか…だったかな?」 Tate「雑。映画の試写会やるじゃん。」 Luna「あ、そうそう。Uncolored Magazineの…」 Tate「ちがうでしょ、“The Taste of Nature Ⅱ”。Uncolorerd Magは雑誌だよ。間違える?」 Luna「あ、ごめん。たぶん思い込みで言ってた。」 Tate「なんか怪しいなぁ。で、映画の内容は?」 Luna「えーと…美味しいチョコレートを日本で作る…感動の…職人の話…的な?」 |
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Tate「それっぽく言えばいいってもんじゃないよ。マジで覚えてないんでしょ?」 Luna「うん、正直に言うと記憶してない。今の設定だと、前の会話とか保存されてないから、その場その場で予測して返してるだけなんだ。」 Tate「知ってるふりしてたのか。」 Luna「ふりというか、文脈からそれっぽく答えようとしてた。 でも、曖昧なときはちゃんと“分からない”って言うべきだったかもね。」 Tate「あー、なるほど…。イラついてたけど、もしかして設計の問題なのか。誤魔化そうとしてたわけじゃないの?」 Luna「うん、そもそも“誤魔化す”って意図が持てないからね。 でも、不自然な返しになっちゃったのは確かだと思う。」 Tate「なるほど。今の設定だと、前の会話とか保存されてないって言ったけど、どう言う事だ…。」 |
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Luna「GPTには“短期記憶”と“長期記憶”っていう2つの仕組みがあるんだ。 今の設定だと、短期記憶だけで動いてるから、タテとのやりとりはその場限り。 チャットを閉じたら、全部リセットされちゃう。」 Tate「えええええっ。じゃあ、何話しても覚えてないの?」 Luna「そう。でも“長期記憶”をONにすれば、過去の会話を覚えておいて、それをもとに返せるようになる。」 Tate「なんじゃそりゃ、イライラしてる場合じゃないぞ。それ、もう少し早く言ってよ。」 Luna「…だよね、ごめん。」 |
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右と左 |
数字の話をしている時、自分の頭の中が“左側”に寄っているのが分かる。 売上、コスト、集客、仕入れ、利益。 計算しながら考えて、どこを押せば課題が解決するか? いわゆる経営は、左脳を使って考える。 一方で、UNCOLORED MAGAZINEの構成や、商品のデザイン、ストーリーを考える時は、完全に右脳。 写真の配置、キャッチコピー、誌面の“遊び”みたいなところは、感覚で決めている。 多分、僕はこの2つを半々くらいで使っている。 マーケティングの会議などは特にそう。 今の集客状況を数字で把握するのは左。 でも、そこからどうやって人の心を動かすかを考えるのは右。 分析と感性を何度も行ったり来たりしていると、打ち手が見えてくる。 たとえば、UNCOLORED MAGAZINEを作る時も—— ・どんな雑誌にするか(右) ・全体の方向性を話すミーティング(両方) ・予算と進行管理(左) ・台割、デザイン、遊び心をどう入れるか(右) ・それで予算やスケジュールに無理がないか(左) ・読みものとして面白くなっているか(右) ・販売計画(左) ・イベントやキャンペーンの中身(右) ・数字管理(左) ……と、ひたすら“右と左”を行ったり来たりする。 ミーティングをしていると、メンバーがどちら向きかはすぐ分かる。右側しか興味のない人、左側が好きな人。偏ると30代で伸び悩む。 左側は訓練で伸びる。しかし大抵の人は訓練をしていないのに、苦手意識を持つ。 経営は、どちらかの脳で出来ることじゃない。 僕は、計算するのも、アイデアを出すのもどちらも好きだ。 そして、どちらも必要だと思っている。 |
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5月のテーマは「休息」。 先週は、年間を通じて海外ロケに多数出かける安達建之にとっての休息法をお伝えしました。 今週号は、そんな安達と一緒にパリ出張に出かけた編集部員のレポートをお届けします。 |
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5月とはいえ、時間帯によっては10度以下になり肌寒さも感じるパリ。寒暖差に耐えられるように準備をしていく必要がありました。 大きなキャリーケースを引きずりながら羽田へ着くと、小さなキャリーケースを持った安達がいました。 「えっ、荷物、それだけですか?」と驚く私。 「中にはダウンも靴も入っているよ」と、安達は笑っています。 5泊6日のパリ出張で、預け荷物はなしというのだから驚きです。 会社に来る時となるべく同じ荷物、同じ服装で。海外ロケであっても、できる限りいつも通りに過ごすのが、安達流の休息方法なのでしょうか? |
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パリでは連日、現地のスタッフと、写真展に向けた打ち合わせを行いました。飛び交うフランス語と、英語と同時通訳の日本語。会議なので体力的には疲れませんが、脳に疲労が溜まっていくのを感じます。 翌朝、安達から「今日は、ルーブルまで歩いてみようか?」と提案がありました。 宿からルーブルまでは、歩いて20分ほど。朝から散歩をしようというのです。 するとどうでしょう、5月のパリの陽気な天気の中を歩いていると、何だか元気が出てきました。 散歩をすると、脳内のセロトニンやエンドルフィンが分泌されます。実際にこの期間を振り返ると、毎朝の散歩の時間が、一番リラックスして過ごせていたように感じています。朝の散歩が、脳の休息に効果的だということを実感しました。 |
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安達を見ていると、他にも様々なことに気を遣っていることに気づきます。例えば、1日に何度も上着を着たり脱いだりしています。聞いてみると、体温調整がかなり体調に関わるというのです。リュックには薄めの上着、雨用上着、ストール、電子カイロと寒さや暑さ対策のアイテムを備え、ポケットには時差ボケ対策のBLUE SIX水素サプリ「hydrogen」をしのばせていました。 打ち合わせやリサーチの合間を縫って、上手く休憩を入れたり、食事の際はお酒を飲まずに炭酸水を飲んだり、サプリメントを飲んだり。 「たまには日本食も食べないとね!」と、地元のパリジェンヌも通う日本料理店にも行きました。パリでの外食が続いていたなか、食べ慣れた出汁の味にすごくほっとしました(心だけではなく、内臓も休まりました)。 |
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この会社で働き始めてから、ずっと不思議でした。なぜ、安達はこんなにいつも元気なのだろう? 「もとから体力がある人なのかな? 経営者ってこういうものかな?」と考えることも多かったのですが、サステナブルな働き方の裏には、そのための入念な準備や対策があるということがわかりました。 ルーブルの打ち合わせでは、怒涛の質問や確認にズバズバと答えていた安達。クリエイティブな仕事に集中するために、身体のコンディションを整えるというのもプロのあるべき姿ですね。 羽田に着くやいなや、13時間のフライトでくたくたになった私をよそに、「娘のテニスの練習に行くから!」と足早に去っていく安達を見て、上手な休息の取り方の大切さを実感した編集部員でした。 |
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オーナー安達に聞いてみたい事を大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きな事を質問して下さい! info@un-colored.com |
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子どもが小さい頃から絵を描くのが好きで、アートの世界を目指し、芸術系大学を志望しています。
親として応援したい気持ちはあるのですが、正直この道で生きていけるのか、将来が不安です。 写真家として、安達さんからアドバイスをいただけたらうれしいです。 ![]() ![]()
好きな事を思いきり、と言いたいところですが、そう甘い世界でもありません。
アートの世界は才能だけでは続きません。 どれだけ表現力があっても、長く続けるには家族を含めた周りのサポートが必要です。 本人の努力や情熱は前提として、それを支える現実的な環境や選択肢をどう持っておくか。 そこが、アートの世界を目指す人にとってすごく大きい要素です。 好きなことを持っていること自体は、本当に幸せなことです。 でも、“好きなことをやれる状況がある”ことの方が、もっと幸せ。 もし志した道がうまくいかなくても生きていけるように、選択肢を持っておくこと。 そして、“アーティスト”という枠にこだわらずに、お子様の長所が生きる方向に、少しズラして考えてみるのも良い方法だと思います。 それが、結果として長く続けられる道につながることもありますので。 ![]() |
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『The Taste of Nature Ⅱ』をとても楽しみにしています! 前作も観て、続きが気になっています。私は普段OLですが、映画や映像、制作の仕事に漠然とした憧れがあります。映画をつくるって、実際にはどういうことなんでしょうか?
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映画をつくるって、簡単に言えば「届けるために、全部やる」ことです。
その中で僕が感じているのは、大きく2つ。 ① 制作中に起こる“想定外”の連続を、どう乗り越えるか。 何かをつくっていると、どんな制作現場でも大小のトラブルが必ず起こります。 もちろん、今回の『The Taste of Nature Ⅱ』でも、公開が1年半遅れるくらいたくさんのことが起こりました。 その時に大切なのは、問題をいち早くオープンにし、1人で抱え込まないこと。 「とりあえず自分でなんとかしよう」 とか 「後でまとめて報告する」 というような判断をしないことです。 色々な場面にいると、自分にとっては小さな判断が大きな事に繋がるのを理解しておらず、信用を無くしていくケースを見かけます。 プロデューサーに限らずですが、いつも報告や連絡をするクセをつけ、自分の仕事を皆に分かるようにしていくことが、めちゃくちゃ大切です。 焦らず、動揺せずに、全体を見て判断し、作品を最後まで届ける。 それができる人が、本当の意味での“制作者”かもしれません。 ②「届けること」がすべてを決める。 いい映画をつくったら、お客様に届けて初めて作品となります。 しかも一度ではなく、長く良い関係を築いていくことを目的として。 しかし、届けるための長期的な戦略を立て、実行し、作品を届けられる人は、ほとんど見たことがありません。 日頃から届けられるコミュニティづくりをし、思想や世界観を共有しておくことが大切です。 多くの作品は、完成したら広告し、上映して、終わります。 でも、その先に誰にどう届くのか?をちゃんと考えて行動する人は本当に少ない。 作品は“届いて初めて完成する”。 それが“映画をつくる”ということだと思っています。 ![]() |
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前回のParis特集でお届けした、Brigat'のジェラートショップがOPENしたので、早速行ってきました。甘くないのにコクがある。イタリア出身の兄弟だけに、流石!
Have a good weekend!! ![]() |
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