【Vol.26】ルーブルとライオンとチョコレートと、僕の1週間。

【Vol.26】ルーブルとライオンとチョコレートと、僕の1週間。

UNCOLORED WEEKLY MAGAZINE
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FIND YOUR ONW STANDARDS

UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。
毎週金曜日にお届けします。

Hello Everyone.
快晴のParisにやってきました。
ルーブルでの写真展と、green初の海外POPUPの準備です。Parisには、アートとスイーツとスポーツがあって、なんだか仕事がやり易いんです。
受け入れられている感じはまだしていませんが。。
今週も張り切って、行きましょう!
CONTENTS
  1. NEWS TOPICS
  2. MAKERS STORY -新しい時代のモノづくり-
  3. JUST US 2
  4. What's up BOSS
  5. Health Documentary
    身体を変える、リアルストーリー
  6. Question & Answer
  7. have a good weekend
MAKERS STORY 新しい時代のモノづくり
Coffee Written by
Tateyuki Adachi
JUST US 2
whats up boss
Health Documentary 身体を変える、リアルストーリー
Question Answer BOSSがみなさまからの質問に答えます
オーナー安達に聞いてみたい事を大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きな事を質問して下さい! info@un-colored.com
Q
安達さんのコラムをきっかけに、コーヒー豆の違いを意識するようになりました。
今までは「苦くないやつを選べばいいかな」くらいの感覚だったのですが、スペシャルティコーヒーの世界に足を踏み入れたら、奥深くて驚いています。
そこで、コーヒーをもっと楽しむための「ちょっとしたヒント」があれば教えてください。
A
まず、“楽しむための構え”をやめてみること。
スペシャルティコーヒーって、どこかで「知識が要る」と思いがちだけど、そんなことは全然なくて、例えば「この豆、朝より夕方の方が香りが好きだった」くらいの感じでいいと思います。
僕は、朝家で飲むコーヒーの豆と、お昼にお店で飲む豆、夕方や夜に飲むものを変えています。それは知識ではなく、気分です。

僕自身、知識より感覚を信じるようにしています。
あとは、淹れる時間そのものを“自分のための余白”として味わうこと。
ポットから湯気が立ち上る時間、豆の膨らみを見る時間、すべてが日常のテンポを少しだけゆっくりにしてくれます。

そして最後に、「違いを“比べて飲む”」こと。
同じ焙煎所の浅煎りと中煎りを並べてみると、それだけで会話が生まれるような体験になります。
これは音楽の違いを聴き分けるのに似ていて、自分の感覚が育つ瞬間でもあります。

難しくしないで、でも少しだけ丁寧に。
そのくらいの距離感でつきあっていくのが、コーヒーとはちょうどいいと思っています。
Q
安達さん、こんにちは。メルマガを初期の頃からずっと読ませてもらっています。
僕の中では、チョコレートやカメラマン、という印象が強かったのですが、最近のAI連載がとても面白くて。
技術に詳しくない自分でも、「何かやっておいた方がいいのかな」と思わされました。
AIについて、今のうちにしておくと良いことがあれば、教えてください。
A
僕がAIを触り始めた時、感じたのは「これはインターネット前夜と同じ空気だな」ということです。
あのときの、“わかる人だけがわかっていた静かな焦り”みたいなものが、今とよく似ている。
だから、なんとなくですが、今が“ラストチャンス”な気がしています。

といっても、何か技術的なことを学ぼうとか、ビジネスの種を探そうとか、そういう構えではなく、まずは「たくさん遊んでみる」こと。
とにかく触って、自分の日常に混ぜてみる。僕はアップグレードのプランに入り、1日数時間は仕事に思考に、相談相手に活用しています。
それだけで見えるものが変わってきます。

僕も最初は、メモや文章の整理に使ってみたり、意味のない質問をしてみたりしていましたが、写真のレタッチに使いやすかったり、売上分析が得意だったり、逆に細かなデザインはまだやりにくかったり、と、AIとの“距離感”を確かめるように試しています。

これは儲かるか?ではなく、「この相手とどう仲良くなれるか」くらいのスタンスがちょうどいい。
仕事に便利という側面もありますが、AIは、それよりも“共犯者”のような存在になっていく気がしています。

真面目にならなくていい。ただ、ちょっと気にかけて、日常に混ぜてみる。
それがこれから先、思いがけない広がりにつながっていく気がしています。
Just us 2 で、一緒に未来を発見していきましょう!
BOSSイラスト
UNCOLORED
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