![]() |
![]() |
![]()
UNCOLORED WEEKLY MAGAZINEは、クラフトカルチャーを軸に、世界中を独自取材し、次の時代のヒントを見つける為のカルチャーマガジンです。
|
![]() |
Hello Everyone. 晴れた朝、公園の中でのコーヒーとアサイーボウルは、最高で最強です。 南米やアフリカへ、豆を取りに行くのは遠くて大変だけど、そのお陰で美味しいコーヒーやチョコレートを味わえるのは、幸せな時間です。 今週のメルマガ、スタートです。 |
![]() |
![]()
|
![]() |
![]() |
ホワイトデーの贈り物に ビーントゥバーチョコレートを✨ |
ホワイトデーが近づいてきましたね!お返しのギフトはもうお決まりですか? green bean to bar CHOCOLATEのホワイトデーコレクションの販売も、残りわずか。 ピスタチオやアメリカンチェリーなど、シーズン限定の味わいをお楽しみください。 |
\ 3,000円以上ご購入で送料無料 / |
![]() |
また、中目黒本店では、3/12(水)〜 3/14(金)の期間限定で “ワインギフトセット” も販売します!(中目黒本店限定、売り切れ次第終了) チョコレートとワインのペアリングを楽しめるギフトセットです。 |
![]() |
3月からのMakersは、UNCOLOREDエンタメ部門(今、思いついた部門ですが)の制作裏側をお届けします。 私達は現在、映画制作、カンヌ映画祭への動画制作、ルーブル美術館での写真展や写真集の準備、大型イベントなど、様々な事を同時並行で進めています。その裏側を皆様とシェアしていきたいと思います。 まずは映画 "The Taste of Nature" の続編。5月23〜25日に、ようやく、やっと、なんとか、皆様と一緒に見られる機会を作りました 場所は、東京・二子玉川ライズに特設シアターを作り、3日間の限定公開いたします! 詳細と応募方法は、追って告知させていただきます。 "The Taste of Nature" (副題考案中) 1800年代後半〜1900年代のエクアドルは、最高級のカカオ“Nacional" の生産に力を入れていました。フローラルでフルーティーな独特のアロマを持ち、アリバという希少品種であったことから、ヨーロッパのチョコレートメーカーがこぞって使用。エクアドルは世界一のカカオ大国でした。 しかし100年ほど前、エクアドルを襲った2つの風土病によって、そのカカオが絶滅してしまいます。 |
![]() |
2007年、 Nacionalと全く同じDNAを持つカカオが、突然ペルーの山奥の小さな村で発見され、大事件となりました。 Nationalを守りたい人、使いたい人、一儲けしたい人、もともとNacionalを作っていたエクアドルの人々など、幻のカカオと呼ばれる Nacionalの謎と、それにまつわる人々のストーリー。南米からアフリカまで足をのばし、制作に4年の歳月をかけた長編ドキュメンタリー、いよいよ近日公開です! |
![]() |
僕は、greenのパートナーであるクロエと、偶然にもNacionalを発見したアメリカ人のブライアと一緒に、Nacionalとは知らずにペルーでカカオ農家を営んでいた、Fortunatoさんの住む村を訪れます。80歳を超えるFortunatoさんは、長年最高級のカカオを生産していながらも、貧困から一向に抜けられず、その現状を家族の前で涙ながらに語ってくれました。 撮影の中で僕が一番印象深かった光景で、この体験から僕の好奇心と課題解決欲求が動き出し、解決策のヒントを探しに、世界各地で成功している農園モデルを見に行くのです。 |
![]() |
さてここをどう描こうか? 音楽はどうするか? まだ試行錯誤しています。 その後、ペルー、ブラジル、エクアドルの農園を巡り、アフリカのタンザニアで大きなヒントを見つけます。 実はこの映画、2024年の2月に公開予定でした。編集も終わりワクワクしながら試写を観ると、それまで話していたことや、想像していたものとは違う映画に仕上がっていたのです。 戸惑い、相当考えましたが、素材を全て引き上げ、チームを再編成し、一から作り直すことに。 制作側として映画を作るのは初めてのこと。新たなスタッフ探しから始まり、ストーリーの再構築、再撮影、編集と、たくさんの人の力を借りながら、遂にクライマックスまで漕ぎ着けました。 5月23、24、25 の3日間、二子玉川ライズの特設シアターで上映です!!! 皆で一緒に観ましょう 詳細と応募方法は、追って告知させていただきます! |
![]() |
今回は、「チームビルディング」の話です。 この言葉はたぶん初めて使いました。いつも「マネジメント」と言っていますが、強いチームの作り方という話をしたかったので、「チームビルディング」がしっくりきます。 昨年の春、桜が散った頃から客足が前年の数字を割り込むようになり、だんだんと勢いが落ちていった店舗がありました。勢い(流れ)というのは、プラスにもマイナスにも働きます。5月、6月、7月と続き、9月までの5ヶ月間、売上が前年割れという、そのチームが経験したことのない状態でした。 細かな問題が多々起こり、お店がなんとなく汚れていて、抜けるスタッフが出てきます。マズいですね。 その店舗の売上が10月にプラスマイナス0になり、11月、12月はなんとか昨年割れを回避し、1月、2月は115%を超え、3月次第では自分達の立てた年間目標にギリギリ届くところまでなんとか持ってきたのですから、その話をしましょう。 改善に入り6ヶ月くらいから、スタッフがだんだんと数字を理解し、日々の目標を追うようになりました。目標達成のために自分は何が出来るのかを考え、それぞれが動くようになり、笑顔が増え、コミュニケーションが活発になり、お店全体が明るく綺麗になっていきました。 ここまで来るのに10ヶ月(とても早いと思いますが)。 これといった魔法はありませんが、振り返ってみると、行動することが鍵だと思います。 悪い時はほとんどの人が “人”に焦点を当て、それは誰々さんがやるのでとか、店長に聞かないと分からない、次のミーティングで話すことになっている、みたいなことを言っていました。 このお店は難しい。 焦点は いつも“人”ではなく、“事”に向かうべきです。どんなに小さな事でも、動いて、皆でやってみることがきっかけになります。 ミーティングや数字の分析、掃除であっても、見て見ぬふりをするのではなく、気付いたらすぐに行動することが、明るくてコミュニケーションの良いお店を作るのは確かです。 12月頃でしょうか。それまで言われた事をやるのが精一杯だったチームが、自分達で商品の見せ方を工夫したり、声が大きくなったり、アイデアを提案してくるようになりました。 こうなると、何を誰に聞いても、アルバイトのスタッフでも答えてくれるようになります。向こうからこちらの聞きたいことを察して、話しかけてくれるようにもなるのです。 アルバイトのスタッフが、社員になりたいと言ってくるようになり、他店に行って頑張りたい、と言うスタッフも出て来ます。 勢いが逆になり、良い流れが出てきて、自分達でお店を作ることを楽しんでいるように見えます。 その過程を「チームビルディング」と呼ぶのだと思います。 |
![]() |
体力と仕事の関係について |
3月のHealth documentaryでは、「走ること」に焦点を当てながら、体力と仕事の関係について考察していきたいと思います。 |
![]() |
先日スタッフとの食事会で、「体力」の話題で盛り上がりました。 僕は、仕事に必要なものは何か? と聞かれると、1番目に「体力」だと答えています。 それは、海外ロケだろうと、長時間の会議だろうと、授業や執筆活動でも、多くの人にとって、特別なスキルをつけるより「基礎体力」が高いことの方が、仕事でのパフォーマンスを高く出せると考えているからです。 例えば、ランニングが心血管疾患のリスクを低減することは、多くの研究でわかっています。 アイオワ州立大学の研究では、55,000人以上の成人を15年間追跡し、ランナーは非ランナーよりも心臓病や脳卒中で死亡する可能性が45%低いということが示されています。 |
![]() |
自分に必要な運動量 |
では、私たちが仕事で良いパフォーマンスを長く発揮するには、どのくらいの運動量が必要なのでしょうか。 アスリートが必要な運動量と、一般の人が、健康的な体を維持するために必要な運動量は異なります。 「Find your own standards」 自分に合った運動量を、考えてみたいと思います。 私たちの仲間でも、ワンコのようちえん「BROWN」のスタッフのように、ワンコと走ることが仕事の人もいれば、厨房でケーキを作っているスタッフや、あまり動かないデスクワークが中心のスタッフもいます。 日々の活動量は人それぞれなので、必要な運動の種類も量も違ってくるはずです。 |
![]() |
創作活動と体力について |
少し違う角度から、走ることと体力が仕事に与える影響について考えてみましょう。 日本を代表する作家・村上春樹さんは、ランナーとしても知られています。毎日4〜5時間机に向かって小説を書く彼にとって、体力の維持と集中力の向上は、小説家として必要なスキルであり、そのために走っていると言っています。 村上春樹さんの『走ることについて語るときに僕の語ること』から一説を紹介します。 「一日に三時間か四時間、意識を集中して執筆できたとしても、一週間続けたら疲れ切ってしまいましたというのでは、長い作品は書けない。 日々の集中を、半年も一年も二年も継続して維持できる力が、小説家には-少なくとも長編小説を書くことを志す作家には-求められる。」 本の中では、毎日机に向かい休まずに小説を書き続けることと、日々のジョギングで筋肉を強化しランナーとしての体型を作り上げていくことは、同じ種類の作業であると語られています。 村上春樹さんは、仕事で長きに渡ってパフォーマンスを発揮するには、まず体力が必要だということを知っていて、自分に必要な運動の種類と量をよく理解し、長編小説を書き続けるための、強い身体を作り上げています。 |
![]() |
私達にとって一番身近で、体一つあればすぐにでも始められるのがランニング。健康に良いこともお金がかからないことも分かっていながら、なかなか重い腰を上げられないでいる人も、始めてはみたけれど習慣化できないという人も多いのではないでしょうか? 次回は、ランニングを習慣化しているスタッフに、なぜ走るのか、どうして継続できるのかをヒアリングした内容をお送りしたいと思います。 |
![]() |
![]() |
オーナー安達に聞いてみたい事を大募集!いただいた質問はメールマガジン内でお答えします。
全ての質問に答えられない場合もございますが、翌週以降で回答することもありますので、どしどしと、好きな事を質問して下さい! info@un-colored.com |
![]()
こんにちは。毎週楽しみに拝見しております️。そして初めて質問を送ってみたいと思います。
私にとっては1日100杯。 お客様にとっては1日1杯の大切なコーヒー。 コーヒーを飲みにいらしたお客様にそれ以上の価値を提供したいと日々勉強しています。 カフェスタッフとして働いていて、この言葉を忘れないように毎日頑張っているのですが、私以外のスタッフとお客様のコミュニケーションが上手くとれていない時があり、違う解釈をし、それをお客様が不快な捉え方をし、ガッカリさせてしまう場面が何度かあります。時にはスタッフ同士でも同じことが起こり、最近すごく悩んでいます。 なにか間違っていることをした人がいた時、お客様に対して間違った対応をしてしまった人がいた時、どのようにスタッフにフィードバックをしていますか? 伝え方の技術が足りない私は、色々考えて結局何も言えずに終わってしまいます。そのスタッフに向き合うのか、起こってしまった出来事に対して向き合うのか、など安達さんの意見をぜひ教えて欲しいです。 ![]() ![]()
楽しみにしてもらい嬉しいです。
どうか、すごく悩まないで下さい。悩まなくてよいと思いますよ。 サービスのクオリティを上げたいのですね。 「私以外のスタッフとお客様のコミュニケーションが上手くとれていない時があり、違う解釈をし、それをお客様が不快な捉え方をし、ガッカリさせてしまう場面が何度かあります。時にはスタッフ同士でも同じことが起こり、最近すごく悩んでいます。」 ご自身は、お客様とのコミュニケーションに悩みはなく、スタッフへの伝え方に悩んでいるのであれば、スタッフと話す時に、お客様に話すように伝えてみたらどうでしょうか? お客様への説明の仕方や、質問へのお答え、さりげない会話の始め方、顧客目線とは、等々、まさにお客様だと思って伝えてみたらどうでしょう? もしかしたら、これはスタッフの教育だから、という思いが強いのかもしれませんね。 何事も自分1人では出来ないので、説明が上手くないスタッフでも、自分の代わりにやってくれている、と思えば楽になりますし、感謝の気持ちも湧いてきます。顧客に対するように話してみればよいのです。 僕は、greenのスタッフとは大抵ふざけています。スタッフも僕がお店に来ると、どうせ何か変な事をしてくるはずだ、と分かっていて、チラチラ目が合います。先日は店舗でミーティングの際に、盛り上がってしまい「お客様がいますから、騒がないで下さいよ」と、注意されました。 それくらいの関係性の中で、ちょっとしたことを伝えると、お互いに気分が楽になります。 ご機嫌なお店の方が、お客様は嬉しいのですから。 ご自身の得意なやり方を見つけて下さい。 Find your own standards !! ![]() |
![]()
いつも楽しみに読ませてもらっています。
海外経験豊富な安達さんに質問です。 私はコーヒー、妻はお菓子が大好き。妻は飲食系の仕事で、お店の商品開発を担当しています。 夏休みに1週間、視察を兼ねてヨーロッパに行きたいと思っています。色々なお店を見てみたいので、お勧めの国やお店などがあればご教授下さい。 ![]() ![]()
ありますよ!
今ならココ、という場所が。 ヨーロッパで、コーヒーもスイーツも、パン屋さんも、今見ておくべき街は、コペンハーゲンです。 コペンハーゲンといえば、北欧料理を代表する伝説的なレストラン、世界ベストレストラン50に5度も輝いた「ノーマ(Noma)」を抜きには語れません。 デンマークの飲食業界全体に、その影響が色濃く残っています。 2003年にレネ・レゼピ氏によって創業され、2024年冬に店舗での使命を終え、営業を終了してしまいましたが。 アリの酸味を柑橘類の代替に使うなど北欧の自然を最大限に活かしたメニューを提供し、1年を「シーフード」「野菜」「狩猟肉」の3シーズンに分てメニュー構成するなど、世界の評価も高い(ミシュラン三つ星)、革新的なお店でした。 スタッフ教育も素晴らしく、そこで育った人々が様々なお店を展開しているのがコペンハーゲンの面白いところです。 もともとノーマにパンを卸していたリチャード・ハートが手掛けるベーカリー、「Hart Bageri」が美味しくないわけがありません。 ノーマ出身のシェフが運営する「Juno the Bakery」は朝から行列ができ、特にカルダモンロールが評判です。 「Impact Roasters」は、エチオピア産オーガニックコーヒーを提供し、利益の一部をエチオピアの農家に還元しています。 「Coffee Collective」はコペンハーゲンを代表するコーヒーショップ。美味しいコーヒーはもちろん、北欧スタイルの雰囲気が特徴です。2店舗あるはずです。 これ以外にも、歩けば可愛くてオシャレなカフェやベーカリーに出会えます。夏休みは観光客で賑わっていると思いますが、テラス席があるお店が多いので、楽しめると思います! ![]() |
![]() ![]()
ミラーレスカメラで8K動画が撮れる時代なので、映画もミラーレスで撮っています。レンズはその時々に合わせて選んでいますが、The Taste of Nature Ⅱ (副題未定)はライカで撮りました。
Have a good weekend!! ![]() |
![]() |